トロント・ヘアショー 第2弾
Photo by Kei
美容検索サイトAir-salonを立ち上げた戸栗充慶さんが、トロント・ヘアショーの第二弾を開催。5名のカナディアン、4名の日本人の計9名のアーティストが国際色豊かに“HANABI”をテーマにショーを行った。
第1部はLift salonからMegan、Heidi、NC SalonのトップスタイリストYoshiさんが登場。Yoshiさんが「花火が燃え、消えていく繊細さ」を表現したのに対し、2人のカナディアンスタイリストはナイアガラの滝で行われる花火をイメージし、花火が弾けている様を表現。各国の持つ”HANABI”のイメージが対比された。
第2部はOttawa LOFT SalonのMegumiさん、Hair HappinessのJunさん、Lift SalonのStraceyが登場。Megumiさんは「Tribe」をテーマに、ボディーアートアーティストを招いて参加。民族的なボティーアートを施したモデルの髪を沸き上がる炎の様にスタイリング。「Tribe」と「HANABI」が見事にコラーボレーションされた。Junさんは、モデルの衣装を浴衣から黒のドレスに変え、日本人の少女から大人の女性へ成長する様を表現。Straceyはナイアガラの水流を表現したスタイリングに電飾を施し、花火とライトアップを演出した。
第3部はDat salonのオーナーDat、Spell bound hair salonから香港出身のStanley、Hair HappinessよりAsukeさんが登場。Datはモデルの髪のみで複雑なスタイリングを披露。炎が変幻自在に変化する様を表現した。メイクは世界で活躍するTACAさんが施し、2人のアーティストの競演も見応えがあった。Stanleyはあらかじめモデルへ施していたペーパーをカッティング。衣装の真っ赤なドレスも注目を浴びた。Asukeさんはショー唯一の男性モデルを起用。金髪のエクステをしたモデルのヘアを火が上っていく様にスタイリング。ショー中にボディペイントも施し、男性らしさが際立つステージだった。
今回は1回目のショー直後にカナディアンスタイリストから「一緒にやりたい」と声をかけてもらったのがきっかけで開催されたとのこと。日本人以外のスタイリストを巻き込んでの開催に、トロントでのヘアサロンコミュニティの更なる活性化が期待されるという。