マーケット全体が買い手市場に向かいシフト?!|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2022年6月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は6,474件で、2021年6月の1万1,053件からマイナス41.4%下がっています。全物件タイプの平均価格は114万6,254ドルとなり、昨年6月の108万8,991ドルからプラス5.3% の伸びに留まりました。
新規リスティング数はプラス1.0%、有効リスティング数はプラス42.5%の大幅上昇となり、在庫物件の増加が見て取れます。売却までの平均日数は24日間で、昨年同月の17日間からプラス41.2%と動きはかなり穏やかですね。価格帯、エリア、物件タイプなどの条件により差はありますが、マーケット全体が買い手市場に向かいシフトしているようです。物件タイプ別に平均価格を見てみますと
【物件タイプ別の平均価格】

の順に並んでいます。
戸建ては前月に引き続き伸び率が一番低い
マーケットに下方修正が入った時に、高価格帯の物件タイプそしてピーク時前に急騰していたエリアが大きな影響を受けるのは良く見られる現象で、これも予想の範囲内と言えます。
政策金利が上げられるとの話が出た時点からその可能性の予測は不動産業界に流れており、多くのエージェントは買い手客にアドバイスをしていました。
TOKO’s EYE
カナダ中銀は政策レートの1%アップ
数日前にカナダ中銀は政策レートの1%アップを発表しました。0.75%という予想は出ていたもののそれを上回る決定は、カナダ政府がどれだけ現インフレ(40年来最大)の抑制を重要視しているか伺わせます。
これは1998年以来、一度の利上げ幅としては最大規模です。またさらなる利上げは今後も必要に応じて行われる事は間違いないでしょう。それら動きは直接的に住宅ローンの支払額などに影響し、消費者も家計の見直しなど迫られる可能性もあるでしょう。





