価格の下落傾向はまだ継続しているものの、年内は下がっても10%以内ではないかというのが大方の予想|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2022年12月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は3,117件で、2021年12月の6,013件からマイナス48.2%と大幅減です。全物件タイプの平均価格は105万1216ドルとなり、昨年同月の115万7837ドルからマイナス9.2%の下げ幅となりました。価格の下落傾向はまだ継続しています。
新規リスティング数はマイナス21.3%、有効リスティング数はプラス169.0%です。月末に売れ残った物件が有効リスティングとして数えられますので、それはマーケットの動きの鈍さを表しています。売却までの平均日数は40日間と昨年同月の19日間から驚きのプラス110.5%を記録しました。物件タイプや場所、価格設定などによっては数ヶ月も売れずに残っている物件も珍しくありません。
市内コンドが唯一プラス、そして市内より市外の下げ幅が大きい

の順に並んでいます。
TOKO’s EYE
今月のポイント!
TREBでは2022年に7万5,140件の物件売却がMLS上で報告されました。これは2021年の12万1,639件からマイナス38.2%の大幅減少です。通年の新規リスティング数はマイナス8.2%となり物件不足の傾向は変わらず、これが価格大幅下落を止める要因にもなっていると推察されています。
2022年のTREB平均価格は118万9,850ドルを記録し、2021年平均の109万5,333ドルからプラス8.6%の上昇となっています。ただし、2022年は2月のピークから平均的に20%程度は下がっており、エリアなどによっては30%に近いと見られているところもあります。
価格は安定化して来たとみられ、年内は下がっても10%以内ではないかというのが大方の予想。しかしカナダ中央銀行の更なるレート切り上げによってはまだまだ予断を許しません。今後を見守りましょう。





