「レジュメ作成のコツ」カナダの採用担当者はココを見る!海外就職レジュメ 作成講座|教えてPASONAさん!


就職活動において、書類選考は最初の大きなハードルであり、ここを突破しないことには何も始まりません。ポイントを把握して、「会ってみたい!」と思わせるレジュメを作りましょう。

デザイン:個性より読みやすさ重視

 現在は、様々なレジュメのテンプレートをオンライン上でダウンロードすることができますが、いくら凝ったデザインのレジュメであっても、ごちゃごちゃしていたり、まとまっていなかったりするとしっかり読んでもらえません。レジュメ作成で一番重要なのは簡潔で読みやすいことです。一目で内容がイメージできるように、以下の点に心がけて作成しましょう。

■ 1~2ページに収める

 レジュメにはついつい多くの情報を入れたくなってしまいますが、何ページものレジュメに目を通すのは採用担当者の負担になるだけでなく、まとまりのない印象を与えます。職歴が5年未満であれば1ページ以内に、5年以上であれば2ページ以内にまとめるのがベストです。

■ 階層ごとに文頭や改行位置を揃える

 職歴を記載する際、ポジションや企業名、職務内容等の項目ごとに階層をつくると読みやすくなります。その際、文頭や改行位置を揃えることを意識しましょう。また、行頭記号に特殊文字を使うと、使用ソフトやバージョンによっては正しく表示されない場合があるので注意してください。

■ フォントやサイズを使い分ける

 文字のフォントやサイズを使い分けたり、太字や下線を使って強調したりすると、メリハリが出るのでお勧めです。ただ、多用すると読みづらくなるので、文字のフォントは2種類まで、サイズは10ポイント前後で調整すると良いでしょう。

■ 余白を持たせる

 行間が狭かったり、上下左右の余白が少なかったりすると圧迫感が出てしまいます。パソコンの画面上では気が付きにくいので、レジュメが完成したら印刷し、行間や余白があるかどうか確認しましょう。

内容:必要な情報と不要な情報を見極める

 生年月日や性別、配偶者・扶養家族の有無、国籍や宗教等については記載不要です。最近は、写真付きのレジュメも増えていますが、載せたくなければ無理に載せる必要はありません。また、日本の普通自動車免許等、そのままではカナダで使用することができない免許や、応募するポジションとあまり関係のない資格についても記載しなくて良いです。稀に、ソーシャルインシュランスナンバー(SIN)を記載しているレジュメを目にすることがありますが、SINは重要な個人情報です。採用が決まり雇用契約を結ぶまでは不用意に口外しないよう、ご自身で管理してください。

 その他、レジュメに記載する各項目の注意点は次の通りです。記入漏れのないよう、しっかりと確認しましょう。

■ 氏名

 基本的には本名のフルネームを記載しますが、英語名やニックネームをビジネスで使用している場合は、日常で使用されている呼び名でも構いません。

■ 連絡先

 電話番号、メールアドレス、住所は必須です。電話番号とメールアドレスは、タイプミスをしてしまうと連絡が取れないので、間違いがないかよく確認しましょう。住所は都市名(Toronto, Ontario等)のみでも構いません。その他、LinkedInのURLやスカイプのアカウント名等を併記する方が増えていますが、連絡先として有効なもののみ記載するようにしましょう。

■ 職歴

 企業名、ポジション・役職、勤務地、勤務期間、職務内容を記載しましょう。企業名だけではどういった業界か伝わりにくい場合は、企業名の近くに業界の説明をひとこと記載するとわかりやすいです。勤務期間は、勤務開始年月と終了年月を記載しますが、西暦のみ記載しているレジュメをよく見かけます。同じ会社で長期間勤務している場合は西暦だけでも問題ないですが、短期間で複数社の職歴がある場合、西暦のみでは各社での勤務年数(もしくは月数)がわからないため、開始月と終了月も記載してください。

 職務内容は、レジュメで最も重要な項目のため、どのような仕事を任され、どのような結果を出したのか、責務と成果が伝わるように簡潔に書きましょう。営業であれば売上額や成長率、カスタマーサービスであれば毎日の対応顧客数等、数字を使うとより説得力が増します。

■ スキルと資格

 応募するポジションを踏まえて、スキルや資格を記入します。スキルには、専門知識や経験を表すハードスキルと、個人の資質や特徴を表すソフトスキルがあります。特にソフトスキルは、自身の内面を売り込むポイントになりますが、これまでの職歴や応募するポジションの職務、今後希望するキャリア等を踏まえ、特にアピールしたい部分に絞って記載すると良いでしょう。

 資格や免許については、前述したとおり、応募するポジションで活用でき、かつカナダで有効なものを記載します。

■ 学歴

 学校名、学位(学部)、卒業年月を記載します。学士や修士等、複数の学位を取得している場合はそれぞれ記載してください。

■ レファレンス

 カナダでは採用前にレファレンスチェックを行いますが、レジュメにレファレンスとして氏名や連絡先等の個人情報を記載しても良いかどうか、必ず本人の了承を得るようにましょう。基本的には、レジュメにはレファレンスの個人情報は記載せず、要望があった場合に伝える旨を一文加えるだけで構いません。