髪型で変える 女ゴコロ。第6回
ヘアサロン「balance」のヘアスタイリストとアイリストが、季節・用途に合わせて“髪”と“まつげ”について毎月交互にアドバイスをするコーナー。
第6回 日本より8倍も多い紫外線
日本でも温暖化が問題視される中、言葉への変化にお気づきでしょうか?
昨年は猛暑よりもさらに暑さを表現する、激暑と言う言葉も出来ましたね。その他にも熱帯夜、灼熱など時代の暑さに応じて表現される、日本の暑さ。
日本の夏の暑さに比べてトロントはとても過ごしやすいですが、実は日本とトロントの夏期による紫外線濃度は日本の8倍とも言われています。そして、なんと髪はお肌の3倍の紫外線を受けています。
初めて海外に来られた方や、海外での外国人を見かけると、サングラスが似合うからオシャレでかけているのかな?とか、色素が薄いから、アジア人より眩しいのかな?とかお考えになった方もいらっしゃると思いますが、紫外線の吸収が(個人差はありますが)、遥かに強いからなのです。
ちなみに曇りの日だとしても晴天時の60~70%は紫外線が降り注いでいるのです。つまり、日本人の髪の乾燥やダメージ、負担は日本と異なる水、シャンプー、空気にももちろん変化はあると言えますが、紫外線も大いにこの季節は関係しています。お肌の保湿とUV保護、そして、髪の毛に対する保湿、UV保護は必要なのです。
MOTOI
Canada Torontoにて美容学校を卒業後、東京、表参道にて勤務、ミスユニバースジャパン、ディズニーキャストを始めとし様々な著名人にも携わり、セミナーや講習、撮影を経て、現在に至。「笑顔が溢れるサロン作り」を理念におき、美容界のあらゆる面において奮闘中。