靴の常識を覆す
読者の皆様こんにちは。
外出する機会がめっきり減りましたね。それに伴い、使用する機会がめっきり減ってしまったものがあります。そう、靴です。
と、いうことで今回ご紹介するのはBata Shoe Museum。
場所はSt. George駅からすぐの場所にあります。
まず特徴的なのが外装ですね。遠くから見ると一見何やらお洒落な花柄模様が浮かんでいるなと思って近づいてみたが最後、貴方は驚愕の真実を思い知ることになります。
それは、その花柄が全て靴で出来ているということです。最初に見た時は本当に驚きましたね。
そもそもBataってどういう意味なのかと思ったら、設立者の名前でした。よっぽど靴が好きだったんでしょうね。
館内は、外から見た印象よりかなり広く感じました。
3階建て構造になっていて、紀元前からの歴史をたどるコーナーもあれば、地域ごとに靴の違いを知るコーナーもありました。
正直あまり来てる人もいないだろうと予想していましたが、意外と結構人がいました。心なしか、彼ら彼女らの履いている靴もオシャレに見えてきました。
展示されている靴も個性豊かなものばかりで、さすがは靴専門の博物館を謳っているだけはありますね。
バレエシューズ、纏足の靴、初期のスケートシューズやローラーシューズなど展示品の種類は本当に充実していました。
他にも金、陶器、藁でできた靴。
極めつけはシンデレラよろしくガラスの靴。
なんだか見ているうちに自分の使い古した靴を履き替えたくなりました。
また、頻繁にイベントを開催しているようで、隣接するトロント大学から学生が、ジャズ演奏をされていました。
お土産コーナーもありました。いったい何が売っているのかと思えば、やはり靴ベラが売られていました。あとは靴磨き用のブラシなども取り揃えてありました。
さすがです。
靴の博物館なんてなかなかないですよね。せっかくトロントに、それもアクセスも良い場所にありますので、是非一度行かれてみてもいいではないでしょうか。靴の歴史なんて、普段あまり考えませんしね。
皆さんのお気に入りの靴は何ですか?