肌美人のあの人に訊く、その美の秘訣! 美活レポート
第1回 内面からの美 小川 春香さん
眩しい夏の日差しが照りつけるこの季節のトロント。日焼けや乾燥、スキンケアに悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回からTORJAでは“美肌”をテーマに毎回1人の肌美人にスポットを当て、その美の秘訣を探っていきます。第1回目となる今回は、JETRO(日本貿易振興機構)にお勤めの、駐在歴約1年、小川春香さんにその美しい肌を保つ秘訣とその美容法を伺いました。
身体が欲しているものを与えてあげる
ずばり美肌を保つ秘訣を教えて下さい。
普段から特別なお手入れをなさっているのでしょうか?
いえ、実は私はとても面倒くさがりで、肌に対しては特別ケアをしているというよりも、自分の身体が発するサインに敏感に応えてあげるようにしています。例えば、少し肌の調子が悪いなと思ったときには、食生活をまず見直していきます。
自宅で和食を作ってみたりとか。人間の身体って、そのときに必要な物を求めて、自然と「こうゆうものが食べたい」って感じるようになるのですよね。身体が求めているときに、身体が求めているものを作るようにしています。
ー身体の内側から改善していくのですね。学生のときから、そのように免疫力を高める、内側からの美というものを意識していたのですか?
いいえ、学生のときはむしろ、全くというほど意識していませんでしたね。お化粧をしたまま寝てしまったりするくらいですから(笑)社会人になってからようやく、「きちんとしなきゃ」と美容を意識するようになりましたね。
ストレスを貯めずに人生を楽しむ
具体的にどのような食生活を心掛けていらっしゃるのですか?
食生活を気をつけるといっても、ビーガンになったり、カロリーばかりを気にしているというわけではありません。私、実は大のワイン好きでして、お酒を飲むのも美味しいものを食べることも大好きなのです。ですから、我慢せず、美味しいものを食べたいときに食べて、大好きなワインも飲んで。そうして「飲みすぎてしまったな」と思ったときには、翌日から体に良いものを自分で作るようにして、体を休ませるようにしています。とにかく、無理をせず、楽しく、ということですね。
仕事の疲れはお肌に出る方ですか?
出てしまいますね。イベントの前は、その準備で忙しくなるので結構残業が多くなるのですが、その最中には緊張していて自分でも気付かなくて、終わった後にどっと疲れが出てきて気付く、といった感じですね。
海外でも必需品のハーブティーとバスソルト
そういった仕事の疲れが出てしまったときには、どのようにケアをなさっているのですか?
ハーブティーと入浴ですね。ハーブティーはリラックス効果が高いのと、水分補給をこまめにできるようにということで、疲れを感じたときによく飲んでいます。コーヒーも好きなのですが、コーヒーは胃にあまりよくないですし、カフェインのとり過ぎには注意が必要ですから、ほとんどハーブティーを飲むようにしています。あと、私は海外にいても、お風呂で湯船に浸かるようにしています。その意味で、バスソルトは必需品ですね。お肌の保湿効果があるだけでなく、血行も良くなるし、なによりリラックスできるので、シャワーのみが主流の海外でも、やはり湯船には入りたいですね。
毎朝の日課はフルーツたっぷりのスムージーを飲むこと
美容に関して、日々欠かさずに行っていることはありますか?
毎朝、朝食にスムージーを飲んでいます。ヨーグルトと冷凍のフルーツをミキサーにかけたものです。スムージーは日本にいたときに母が毎朝作ってくれていたもので、トロントに来てから恋しくなってしまい、自分でも作るようになりました。 簡単でビタミンもいっぱい摂れて、なによりとっても美味しいのでおすすめです。
何か、美容に関して気になっていることはありますか?
日焼けと紫外線、そしてほうれい線ですね。トロントの紫外線は日本に比べて7,8倍だといいますけど、それを実感しています。日本では気にならなかった車の運転による腕の日焼けも、こっちに来てから、気にするようになりましたね。日焼けは乾燥をもたらしますし、肌が黒くなるだけでなく、シミやそばかす、しわの原因にもなりますからね。ほうれい線は、年齢とともに、やはり気を付けなければいけないなと思っています。ほうれい線に関しては、とにかく保湿を心掛けています。
いつも使う化粧品は愛用品を
化粧品などは、新しいものをどんどんと試してみる方ですか?
いいえ、気に入ったものを使い続けています。2年ほど前に、「良いものを使おう」とケア用品を新調したのをきっかけに、ずっとお気に入りのブランドのものを使っています。ただ、美容専門の方からは、ずっと同じものを使い続けていると、お肌がそれに慣れてきてしまうので、ときどき変えてみた方が良い意味で刺激になるというアドバイスもいただきます。
読者の方に一言お願いします
日々何かに追われると、つい美に対する意識が薄れがちになってしまいますが、やはり美しさを保つには体と心のバランスが一番大事と感じます。面倒くさがり屋の私にとって効率的な対策は、人と会い刺激をもらうこと。美しいものに触れること。新しい発見や出会いは常に自分磨きのモチベーションを高めてくれます。美容に関心のある方、ぜひ情報交換させてください♪
小川 春香(おがわ・はるか)
国際協力に携わりたいという思いから学生時代のボストン留学やフランス短期留学を経てJETROに入構。本部で途上国ビジネス開発、企画、海外事務所編成などを経験し2013年7月トロント事務所に転勤。現在は環境エネルギー、ICT、コンテンツ(ゲーム、アニメーション、映画)などを中心とした分野の日加間の貿易投資促進事業、調査を担当。