ニューノーマル時代のカナダ・ローカルビジネス「旅行」|カナダ・ニューノーマルの時代
カナダでもCOVID-19パンデミックによって人々のライフスタイルや働き方、価値観などが大きく変わってきている。ニューノーマル時代に合わせてローカルビジネスも大きな変革を求められている。本企画はシリーズとして様々なローカルビジネス・企業・業界に目を向けて彼らの取り組みや考えに迫っていく。
カナダでもCOVID-19パンデミックによって人々のライフスタイルや働き方、価値観などが大きく変わってきている。ニューノーマル時代に合わせてローカルビジネスも大きな変革を求められている。本企画はシリーズとして様々なローカルビジネス・企業・業界に目を向けて彼らの取り組みや考えに迫っていく。
ーコロナによってトラベル自体が大きく変わりつつあります。今年の旅行トレンドはどのようになると思われますか?
大自然満喫や開放的なリゾートが人気に!ホテルのキーワードは清潔感
日本人に限って言いますと今年の春、夏に帰国できなかった方の一時帰国が増加すると思います。すでに12月のご予約も入ってきています。
レジャーについてはニューヨークやラスベガスなどの都市型観光より「大自然を満喫したい!」や「開放的なリゾートに行きたい!」などのニーズが増え
ると予想しています。秋のカナディアンロッキーや冬のメキシコ・カンクンなどの問い合わせも増えてきました。
そのほかにも、キャンピングカーの需要が伸びており、ホテルではなく貸別荘やコテージに泊まる国内旅行の需要が増えると思っています。秋のカナディアンロッキーやローレンシャンは紅葉時期に合わせて人気になるでしょう。
またホテル選びに関しては今後、基準が変わると考えています。これからは価格だけでなく「清潔感」がキーワードになるため、ホテルがどのようなコロナ対策をしているかも要チェックですね。弊社では手配しておりませんが、Airbnbをご利用される場合は、この点は十分に気をつけたほうがよいかと思います。
ー今夏のおススメの旅行を教えてください。
夏の日本行きのチケットは往復1000ドル前後
日本でのPCR検査、自主隔離、カナダへの入国規制などの緩和が条件にはなりますが、あえてお勧めするなら日本ですね。毎年、夏の航空券代は最も高い時期ですので予算重視の方は避けられるのがこれまでの通例でしたが、コロナ禍ということもあり、今年(6月17日現在)は、夏の日本行きのチケットは往復1000ドル前後で手配ができます。
入国規制が緩和されたらすぐに帰国したいというお問い合わせもありますので航空券代金はチェックしてみてください。
ーアフターコロナ・ウィズコロナに対する貴社の取り組みについて教えてください。
ツアーは、極力人数を抑えたものが増えると予想
オフィス再開に向けてマスクやハンドサニタイザーなどガイドラインに沿ったものはすでに準備しております。また空気清浄機も設置しました。
オフィスが再開してもしばらくはご来店が少なくなることが予想されるため、問い合わせも電話やメールだけでなく、チャットやLINE、またはインスタグラムのDMからも承っております。
ツアーについては今後、極力人数を抑えたものが増えると予想しております。
小人数限定のツアーやご家族だけで車1台とドライバーガイドという専用車プランも企画中です。取り急ぎ、シーズンを迎えるカナディアンロッキーとプリンスエドワード島のツアーはすでに準備ができています。
ーこれまで人気だったクルーズ船やカリブ海への旅行の見通しを教えてください。
オールインクルーシブが人気のカリブ海は、今年後半の予約がすでに多い
各クルーズ会社とも慎重に再開に向けて準備をしておりますが、10月末まで運航を中止するところもあります。一部のクルーズ旅行のリピーターさんからは2021年にむけてすでに問い合わせが来ておりますが、しばらくは日本人のお客様は戻らないとみています。
またオールインクルーシブが人気のカリブ海旅行ですが、先日メキシコ・カンクンではホテルが再開しました。現在は客室稼働率を30%に制限していますが、あるホテルでは今年の11月からすでに多くの予約が入っているようです。
ここでも入国制限の解除が条件になりますが、今年の冬のリゾート地はそれなりに需要が戻ると思います。ウズウズしているカナディアンは多いはずです。
ーフロリダのディズニーワールドはいかがでしょう?
ディズニーワールドの予約は現在ストップ
テーマパーク自体は7月11日から「マジックキングダムとアニマルキングダム」、そして7月15日から「エプコットとハリウッドスタジオ」が営業再開しますが、現在は新規の手配がストップされており、予約が一切できない状況です(6月18日現在)。すでに予約が入っている方の人数と稼働率を調整しているとのことです。
ー出張や日本行きに関して注意点などはありますか?
フライトキャンセルに注意
各社、減便をしながら運行を続けていますので、ご予約されたフライトがキャンセルになる可能性もございます。余裕を持った出張スケジュールでご予約されることをお勧めします。
またホテルに関しては払い戻し不可の安い料金だけでなく、キャンセルが可能なものを選ぶことも考慮すべきかと思います。
ー新型コロナそして緊急事態宣言などによって様々な問い合わせが増えたのではないでしょうか?
コロナ禍での旅行計画だからこそ、信頼できるパートナー=エージェントを見つけよう
はい、今回のコロナ禍において、さまざまなお客様からお問い合わせをいただいております。リピーターさんはもちろん、初めてご連絡頂いたお客様も多数いらっしゃいます。
理由としては航空券の変更やキャンセルについてルールがよくわからない、航空会社に電話しているけど繋がらないなどの質問が多いです。手前味噌ではありますが、旅行代理店を使うメリットとしては、お客様と航空会社の間に入り、代理で手配や問題解決に当たることができるということです。
またこういう時こそ、実際に専門のスタッフと話をすることで不安な気持ちを軽減できたり、一緒に解決策を考えたり、精神的な安定をサポートできます。
コロナウイルスと向き合いながらの旅行計画は、いろいろな局面で心配することも増えてくることは間違いありません。そこでこれからは信頼できるエージェント(担当者)を見つけることも考えてみてはいかがでしょうか?もちろんIACEスタッフは全力でお客様をサポートすることをお約束します!