今から秋の旅計画!クルマでアクセスできる おすすめの紅葉エリアを紹介|特集「残りわずかな夏に押さえておきたいトロント8トピック」
カナダといえば秋の紅葉の季節はちょっと遠出をしても大自然を感じたい絶好のロードトリップシーズン。オンタリオ州周辺は例年9月下旬から10月初旬がピークなので、今のうちに旅の計画を立てましょう!
今回は実際に足を運んだことがある絶対おすすめの紅葉エリアをピックアップ。もしカナダライフを楽しみたい人がいたら今回紹介している幾つかの州立公園ではキャンプもできます。少し肌寒い季節かもしれませんが、夏に比べて虫の心配もなくなりますので、おすすめですよ!
オンタリオ
ならココ!
せっかくのカナダ。トロントからアクセスしやすい紅葉エリアといえば「アルゴンキン」はマストです!春夏秋冬を通して大自然を満喫できるアルゴンキンですが、秋は格別。いくつものトレッキングコースもあり歩いてよし、訪れるだけでもよし、カヌーなどでムースを探しに神秘的な湖を渡るもよし、アルゴンキンはトロントニアンにとって最高の紅葉エリアです。もっと詳しく知りたい人は過去にTORJAでも何度も取り上げていますので、TORJAのウェブサイトをチェックしてみてください。
そして、今回オンタリオ州でおすすめしたい紅葉スポットは、カナダを代表するアーティスト、「グループ・オブ・セブン」のメンバーたちがこの地の絶景に魅了され、好んで絵を描いた自然地帯としても知られている「キラーニー州立公園」です。夏にジョージアンベイに位置するトバモリーでエメラルドグリーンの神秘的な湖に感動した人であれば、絶対気にいるスポットです。トロントからクルマでおよそ5時間。キャンプサイトも極めて小さいというのもレア感があって好き!透き通るような青い色のジョージアンベイに沿って岩場をハイキングしたりカヤックを漕いだりしながら紅葉を楽しむなんて最高の贅沢だと思いませんか。
オタワ方面
で紅葉トレッキングを楽しみたいならココ!
オタワといえば広大な自然保護公園「ガティノーパーク」が有名です。辺り一帯はコテージも充実しているので湖沿いにあるコテージで宿泊しながら紅葉シーズンに小旅行するのも個人的には大好きです。
そしてオタワ方面で個人的におすすめしたいのは、オタワの手前にあるボンエコ州立公園。オンタリオ州で二番目に深いマジナウ湖と、その南東に位置する100メートルもの高さのマジナウ岩が特徴的でここの急斜面には260ものアボリジニの象形文字が描かれており、1982年にNational Historic Site of Canadaに認定されています。カヌールートも豊富で6つからなるトレッキングコースも初心者から上級者まで楽しめます。もちろんキャンプサイトもたくさん。アクティブに紅葉を楽しみたい人向けです。
日本からの観光客も溢れかえる
モントランブラン
モントリオールもしくはオタワからクルマで北部へ1時間程度のところに広がるローレンシャン高原に位置します。9月中旬から10月にかけての紅葉の時期はカエデやシラカバが赤や黄色に色づき、メープル街道の素晴らしい景色が一望できます。リゾート地を楽しみながらロープウェイで楽しむも良し、アクティブな方であれば、サイクリングやトレッキング、カヌーなどで大自然の中で紅葉を楽しむのがおすすめです。ちなみに私はハイキングで頂上に到達しました!辛かったです!
ケベックまで足をのばして
オルレアン島&マウント・セント・アン
個人的にはヨーロッパのような風情ある街並みが楽しめるオールド・ケベックは秋が最高に美しいと思っています。ケベック・シティからさらに東に30分程度車を走らせればセントローレンス川沿いにそびえ立つ山々の紅葉がドライブ時間を盛り上げてくれます。
オルレアン島はセントローレンス川に浮かんでいる小さな島で日帰りトリップで満足。カラフルな屋根の伝統的な建物やりんご園、ファームなど秋を感じさせてくれるのどかな風景が一帯に広がっています。マウント・セント・アンはスキー場としても有名ですが、高くそびえる山々一帯が紅葉で染まっていて、観光ついでにぜひ立ち寄ってみてほしいおすすめスポットです。