I’m a SUBIE CanadaLife × SUBIE / Subaru Crosstrekで巡るダウンタウン・トロント
月紹介するのは都会のアクティブなライフスタイルを実現できるコンパクトクロスオーバー“Crosstrek”。同車は躍動感あるスタイリングに加え、クロスオーバー車に求められる実用性と機能性の両立が追求されている。週末をアクティブに過ごしたいヤングプロフェッショナルだけでなく日頃から荷物の多い家族層、シニアでも愉しめる運転のしやすさなど幅広いニーズに対応可能な一台だ。
小回りのきくコンパクトボディーで巡るダウンタウントロントの魅力
今回試乗したCrosstrekはSUBARU Canada唯一のハイブリッド車をラインアップに持ち、その燃費の良さと小回りがきくコンパクトなボディーを満喫するためにダウンタウントロントを回ってみることにした。カナダ最大の都市トロントは世界有数のマルチカルチャー都市として知られ、庶民的な市場やビーチ、また最先端のレストランやナイトスポットが並ぶお洒落ゾーン、エスニックタウンなど、個性豊かなネイバーフッドが広がっている。
朝一番に訪れたのは200年以上トロント市民の台所として賑わうセントローレンスマーケット。野菜や肉、魚など地元でとれた新鮮な食材をはじめ、オーガニック食材の専門店、人気デリカテッセン、ベーカリーに加え、お土産にもなるメープルシロップやホームメイドスタイルのマスタード、雑貨、アクセサリーなどの生活必需品まで充実した品揃えが嬉しい。焼き立てのパンで朝食を済ませ、ダウンタウンドライブへ出掛ける。
コンパクトな印象を受ける外観からは想像もつかないほどゆったりとした車内空間が広がり、オレンジ色のアクセントスティッチがポップかつスポーティーな雰囲気で私たちを迎えてくれた。シート座面が高めに設定され、前方をしっかり見渡せるフロントシートのおかげで細々としたダウンタウンでも良好な視界を確保することができた。
8月を迎え、夏真っ盛りなトロントでは毎週末どこかでイベントが開かれているほど活気にあふれており、それにより通行止めとなっている道も多々あるが、スマートフォン同様のタッチパネル式7インチInfotainment SystemのGPS機能があるのでいざという時も安心だ。
定番観光スポットから今話題のホットスポットまで揃うクイーンウェスト&ウェスト・クイーンウェスト
高層ビル群が立ち並ぶファイナンシャル・ディストリクトを抜けて食やお洒落など流行の最先端を担うクイーンウェストへ。大きなTORONTOの文字が目立つネイサン・フィリップ・スクエアでは今日もイベントが開かれているらしい。車、人、さらに自転車も多い繁華街での運転で多少緊張したが、SUBARUが誇るアクティブセーフティーの要、EyeSight®のおかげで安心して運転することができた。
特に万が一の時に自動でブレーキをかけてくれるプリクラッシュブレーキが高速走行時だけでなく市街地などの低速走行まで対応可能で歩行者や自転車も制御対象になっているのが嬉しい。他にも信号待ちや駐車場での飛び出し事故を防ぐAT誤発進抑制制御や車線からはみ出しそうになった時の警報、信号待ちの際に先行車の発進に気づくのが遅れた時の先行車発進お知らせ機能など、いつでも誰でも愉しく運転できるような安全機能が充実している。
また、運転しやすさ抜群のコンパクトサイズボディは駐車の際にも大活躍。リヤビューカメラを使えば縦列駐車もスムーズにこなすことができ、ストレスフリーでウェスト・クイーンウェストのショッピングへと向かう。アンティークショップや小さなアートギャラリー、インディーズのデザイナーズショップなどが並び、チェーン店にはない個性的なお店が多いのもここの魅力だ。
いつの間にかお洒落なカフェやレストランがオープンしていることもあり、現在注目のエリアではやはり新しい発見が絶えない。カフェに立ち寄りたい気持ちを抑え、今日はDrake Hotelのルーフトップパティオでランチを食べることにした。トレンディーなウェスト・クイーンウェストを望みながらの食事は格別だ。
トロント東に位置する高級住宅街のどかなビーチエリアで夏を楽しむ
食後は車へ戻り次の目的地へ。特徴的な星型のホイールと鮮やかなHyper Blueがアバンギャルドな雰囲気に上手く溶け込んでいた。道行く人の視線を感じながら車に乗り込み、エンジンをかける。スムーズに回転数を上げ前に進み始めるが、高剛性を追求したシャシーが生み出すしなやかな乗り心地で道の悪いトロントの微振動も吸収してくれているようだった。さらに騒がしかった路上が嘘のように静寂に包まれた車内で友人との会話に花を咲かせながらビーチエリアを目指す。
ハンドリングの優れた応答性や地面に吸い付くような安定感を満喫し、緩やかなカーブの続くLakeshore Blvdを走り抜ける。約30分のドライブは瞬く間に過ぎ、小規模で気のきいたお店やレストランが並びリラックスした雰囲気が漂うビーチエリアに到着した。こじんまりとした中心地を散策し、気になったカフェで飲み物を買いビーチ沿いへ出てみた。
キラキラと輝くオンタリオ湖を背景にジョギングや犬の散歩を楽しむ人たちを眺めながら、友人と今日1日を振り返る。今日はCrosstrekでの街乗りを十分に楽しむことができたが、後部座席を倒せば最大1470Lのスペースが確保出来るカーゴなら大人用の自転車を積むことも可能で、220mmという高い最低地上高があればアウトドアでも十分に走ることができるだろう、ということからこの車で次は紅葉狩りへ行きたいねという話に広がった。標準搭載のルーフレールもあるのでカヌーなど大きな荷物を積むこともでき、本当に幅広いニーズに応えられる車だと感じた。
友人との話が弾み、帰路に着いたのは日が落ち始めた頃だった。そんな薄暗くなり始めている中でのドライブで心強く感じたのはフロントフォグランプだ。曲がろうとすると自動的にフォグランプが点灯し、よりクリアな視界を提供してくれる。充実した安全機能・信頼できる走破性があるからこそ、一日中ドライブを愉しむことができるのだと実感した瞬間だった。そして私にとって友人を送り届けながら静かな夜のドライブまで存分に楽しむことのできた一日になった。
SUBIE(スビー)
日本ではスバル車の愛好者をSUBARIST(スバリスト)と呼ぶように、カナダやアメリカなどの北米ではスバルを愛車としてドライブを楽しむ人々は、自らの愛車をSUBIE(スビー)と呼ぶ。SNSでも“#subie”として発信され、熱狂的なスバルファンの間ではファンクラブもあるほどだ。