Japan Today: Architects of Change
The Asia Pacific Foundation of Canada主催
Japan Today: Architects of Change
10月19日、McMillan LLPオフィス
サントリーホールディングスの新浪剛史社長は 「Globalizing Suntory & Accelerating Japan’s Economy Recovery」と題した講演で、サントリーの歴史や事業領域、そして昨年のサントリーによるジムビーム社の買収によって、世界3位のプレミアム・スピリッツメーカーとなったビームサントリーの今後の展開について語った。また日本政府の経済財政諮問会議の民間議員を務めている同氏は、TPPについて日本は自動車産業や機械関連産業、カナダは鉱業や農業関連の領域で新しい技術や産業の創出に貢献できると述べた。さらに日本で懸念されている少子高齢化の問題については、65歳以上の高齢者や女性の活用、特に技術・資格をもつ外国人の雇用やビザの規定改善などについて考えを語り、大きな改革が必要とされている日本経済の立て直しを指摘し、講演を締めくくった。引き締まった大柄な体格ながら常に笑顔で、自社の歴史と未来、そして日本経済の問題に対する改善と考えを述べる姿はまさしく日本ビジネス界のトップリーダーとしてのオーラが漂い、質問者からの鋭い質問にも的確に自分の言葉で語りかける姿勢はとても勇ましく、多くの参加者からも感嘆の声があがり、大成功のうちに幕を閉じた。