ジャパニーズミュージックで満たされた1週間〜ONE OK ROCKカナダ初公演・Next Music From Tokyo Vol.6〜
こんにちは、坂本です。先週はまさにジャパニーズミュージックで満たされた一週間でしたね。水曜日にはONE OK ROCKのカナダ初公演、金・土曜日はNext Music From Tokyo Vol.6(以下:NMFT)と、多くの方が会場に足を運ばれたのではないでしょうか?
今回はNMFTについて、そして次回私担当ブログでは私的・ONE OK ROCKトロント公演ライブルポをお送りしてまいります。
さて、今年で第6回目を迎えたNMFTですが、過去にはandymoriやZAZEN BOYS、mouse on the keysといったそうそうたる顔ぶれも参加しており、今回も5組の多彩なバンドが16・17日と、トロントでステージを披露しました。ライブを通して感じることは、主催者のStevenさんの目利き(聴利き?)がすさまじいということ。(以下:土曜日のライブ出演順に記載)
高いバンド演奏力に、ふわっとしたボーカルがのった独特の雰囲気醸し出す「宇宙コンビ二」。
そのライブ感はまさにジャズの醍醐味!躍動的で熱いステージでジャズに耳の肥えたトロントニアンたちも踊りだす「jizue」。
自ら“超ポップ”を合い言葉にしているというだけあってか、はちゃめちゃに愉快なステージを繰り広げ、それでいてバンドの音がしっかりしているというなんとも捉えどころのない衝撃のバンド「Happy!Mari」。
昨年のNMFT出演から熱烈な再出演希望の声に応えての今回の出演。ポストロックとシューゲイザーの香り強い、安定の演奏力で観客を酔わせた「きのこ帝国」。
絶妙なハーモニー奏でるコーラスワークに、愉快なリズムアプローチで独特の音楽の世界へと観客を引き込んだ「nayuta」。
これほどバラエティに富み、かつ高い音楽性、演奏力を持つバンドの演奏が一度に堪能できるというのは、日本でもなかなかないのでは…というのが正直な感想です。カナダの人々にジャパニーズ・ミュージックブームの波が押し寄せるのも納得です。観客の半分以上が現地オーディエンス。開催数を重ねるごとに、その数は増してきています。
来年はどんなバンドがくるのだろう?と今から開催待ち遠しい、そんな素敵で貴重なショーケースです。今年も逃がしてしまったという人も、来年の参戦に備えて今から要チェックですよ!
さて、冒頭でもお伝えしたように、次回はONE OK ROCKカナダ初公演のライブルポを書いていきたいと思います。6月号掲載予定の記事はONE OK ROCKボーカル・Takaさん独占インタビューをどどーんと掲載!今回インタビューを全収録したかったがためにライブルポを書くスペースはほとんどなくなってしまったので(泣)、このブログの場でライブの模様をもう少し詳しくお伝えできたらなと思います。それでは来週の火曜日(予定)にぜひまたブログでお会いしましょう!