スイングリズムを一定にしよう!|新ミサキのカナダ・ゴルフライフ 第24回
スイングをするにあたり、大事なことはたくさんありますが、リズムは大事なことの上位に入ります。リズムとは、スイングの拍子のことで、『チャー、シュー、メン!』なんて聞いたことがあると思いますが、それがリズムです。
アマチュアゴルファーは、バックスイングやダウンスイングでいきなりスピードが上がり、スイングの速さが不安定になってしまうことが多いです。速さが一定でなくなると、ヘッドの軌道がバラバラになるので、芯を捉えることができなくなり、ボールは曲がるし飛ばなくなります。プロや上級者のミスが少ないのは、一定のリズムでスイングをしているからです。拍子の数は、人それぞれ合うものがあるので、絶対これがいい!とは言えませんが、私は4拍子のリズムで打ちます。
【1】でアドレス、【2】でバックスイング、【3】でトップ、【4】でダウンスイングをします。バックスイング:ダウンスイング=3:1のリズムです。アドレスで1を数えることで、重心位置が定まったり、バックスイングのきっかけにもなります。私は頭の中で「1.2.3.4」と唱えています。ちなみに「いち、にー、の、さーん」も4拍子なので、言葉を変えてもらっても構いませんよ。頭の中で数えるときに、毎回同じように数えられないときもあります。
そこでオススメなのが、メトロノームのアプリです。筋力や柔軟性によって速さは人それぞれですが、私が試した結果、60拍/分はかなりゆっくり、90拍/分だと少し速めだと感じました。続けて練習すると慣れて速くなったりもするので、ゆっくりめの75~80拍/分で打つようにしています。良いリズムを身につけるのも、上達への近道ですよ!