マイゴルフ~ゴルフのススメ~第31回
Q&A バンカー内、同伴競技者のショットで自分のボールに砂がかぶさった場合
ゴルフについて読者からのご質問にお答えするQ&Aで掲載しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。お問合せ先は、info@torja.ca まで。回答は右打ちスイングでお答えします。左打ちは全て逆になります。 ゴルフ暦: _、ハンデー: _(又は平均スコア:_)、 年代: 20歳以下、20~40歳、40~60歳、60歳以上、また性別: 男性、女性をご記入下さい。
1.同伴競技者によって本来の状況が変えられてしまった場合、自分のボールのライを理不尽に変更されてしまった訳なので、プレヤーは砂をかけられる前の状態に復元することが出来る権限があります。同伴競技者立会いの上で、
①ボールの上の砂を取り除いても良い。
②その際にボールに触れてボールが動いても罰則にならない。ただし、元の位置に戻すこと。
③必要であれば、ボールを拾い上げ砂をならして元通りにリプレースすることも出来ます。
2.自分のボールの近くに同伴競技者のボールがあって、ショットをすると砂を被せてしまいそうな場合、又は、同伴競技者のボールを打ってしまいそうな場合、つまり自分のショットの邪魔になる場合、これはバンカー内には限りません。スルー・ザ・グリーンにおいても同様のケースがあります。プレヤーの権限として、
①同伴競技者にティなどを使ってボールの場所をマークしてボールを拾い上げてもらう。
②同伴競技者はボールを拾い上げる際、つまみ上げてそのままの状態を維持して、ショット後に元の位置にリプレースする。拾い上げたボールを拭いたり、ポケットにしまってはいけない。
小生もバンカーでは大失敗の経験が沢山あります。その一つ、グリーン周りのガードバンカーで、ここを脱出して2パットで収めれば優勝の可能性あり、と言う状況。腕に力が入ってSWのエッジにボールが当たってホームラン。そのボールがグリーンをはるかに超えてカートパスに当たり、そのままカートパスをコロコロ転がる始末。おまけにカートパスが下り坂になっていて、止まることを知らず永遠に谷底まで転がって、追いかけて行って止まった地点は何と200ヤードも離れた谷底の別のホール近く。そこから自分のグリーンを狙うには至難の業。もう、泣きたい気分でした。クラブを取りに戻るのも大変だし、仕方なくギブアップ(パーの3倍)を覚悟して、ボールをピックアップ。トボトボとホールに戻ると同伴競技者は全員ホールアウトしていて、ギブアップを宣言しようとすると、誰かが、「アンプレでプレイできるよ。」と言ってくれました。そうなんです。さっき打ったボールをアンプレイヤブルにすると2打罰でプレイを続行できるのです。その結果、2打罰を払って5打目のバンカーショットをピンそばに付けてダブルボギーで終わりました。お陰で優勝も果たすことが出来た苦い、忘れることが出来ない熱い思い出です。
ゴルフルールの中にはいろいろな救済もあります。ペナルティ(罰)となると自分には不利になると考えられますが、場合によっては「ペナルティ」を払ってゲームを続行できる救済ルールでもあるのです。ルールを知ることは、自分や同伴競技者のためになり、ゲームをより楽しむためにも大切なことなのです。
カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7
2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で2度目の優勝を飾った。




