マイゴルフ~ゴルフのススメ~第35回
Q&A ウエッジの選び方(後半)
ゴルフについて読者からのご質問にお答えするQ&Aで掲載しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。お問合せ先は、info@torja.ca まで。回答は右打ちスイングでお答えします。左打ちは全て逆になります。ゴルフ暦: _、ハンデー: _(又は平均スコア:_)、
年代: 20歳以下、20~40歳、40~60歳、60歳以上、また性別: 男性、女性をご記入下さい。
Q.今回はウエッジの選び方について教えてください。ゴルフショップにはいろいろなメーカーのウエッジがあって、どれが自分に適しているのか分かりません。何を基本に選べば良いのか、アドバイスをお願いします。
ゴルフ暦:1年、ハンデ-:不明(スコア100前後)、30代、男性
A.前号までロフトとバウンス、そしてクラブの重量について解説しました。今回はウェッジのフェースに施された溝(グルーブ)について解説します。
ウエッジの溝(Groove)にはUグルーブ(Square groove)とV グルーブがあります。

溝の形状、溝の本数などによってボールに加わる回転エネルギーは大きく影響され、ボールのスピン量が大きく異なってきます。
以前は、ウエッジの溝はUグルーブが主流で、フェース面と溝の角度が90°あり鋭い角がありました。そのため、ボールに加わるバックスピン量が著しく、グリーン上において落下したボールにブレーキがかかりその場で止まる、又は手前側に戻ってくる様にできるので、ピンに絡ませるショットをすることが比較的簡単でした。
ところが、2010年度のゴルフルール改正により、2010年からプロのトーナメントにおいてはロフトが25°以上のクラブにはUグルーブの使用が禁止になりました。もっとも、一般ゴルファーには2024年まで影響の無いルールであるにも拘らず、殆どのメーカーはUグルーブの生産を止めてVグルーブに変更した模様です。
新溝ルール適合のVグルーブ溝でもスピン量が減らない工夫として、各メーカーはフェース面をルールに違反しない範囲で精密機械加工(マイクロ・グルーブ)を施したり、溝の本数を最大限に増やして、ほぼUグルーブと同じ性能を持つウエッジが開発されました。このルール変更によりラフからのショットにはスピンがかかり難くなるはずだったが、ルールを改正したUSGAの意図に反し、メーカーの努力と工夫によりスピンへの影響は極めて限定的なものになったのです。
次回は、代表的なウエッジメーカーについて解説します。
カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7
2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で2度目の優勝を飾った。




