トロントから飛行機でわずか3時間!本場フロリダ・ディズニーワールド | カナダ・ワーホリ海外旅行記【第62回】
#062 ディズニーワールド
今月のレポーター Kurumiさん
フロリダ・オーランド空港。着陸後、コートを着ていた乗客たちは次々に半袖になり始めた。今回私がフロリダに来た一番の目的は、もちろん、ディズニーワールドだ。全6日間の旅。ディズニーワールドには、4つのテーマパークがある。

初日はマジックキングダム。東京ディズニーランドと酷似しているが、やはり本場。すべての規模が違う。ここではチケットを持って入る人は少ない。皆、マジックバンドと呼ばれるバンドを手につけている。なんとこのマジックバンドは入場券、ファストパスチケット(アトラクションの優先券)、ホテルのキーの代わりになるだけでなく、予約時にクレジットカードを登録しておけば、園内すべての支払いをこのバンドのみで行うことができる優れもの。この魔法のようなバンドは、園内でお財布を出さないという、夢の時間を保ち続けることを可能にしている。
塔のラプンツェルの壁画や塔、今度東京にもオープンする美女と野獣のエリアなど、ディズニーファンにはたまらないものが多くあった。アメリカ人はアトラクションに夢中で、キャラクターと写真を撮る待ち時間の列が異常に短いのが意外だった。

2日目は、アニマルキングダム。夢に溢れた規格外と言えるほど大きな動物園だ。本物の動物が多くいるので、ここでは花火などのショーはなく、閉園時間も早い。なんといっても魅力は本物の動物がリアリティを生み出していることだろう。
一番人気はキリマンジャロサファリという、サファリパークのようにライドに乗り込み動物を見て回るアトラクションだ。特にすごいなと思ったのは、ライオンがライオンキングのプライドロックをイメージしたかのような高い位置に君臨していたことだ。細かいところまで、やはりディズニーを感じた。ショーのクオリティも非常に高かった。間もなくアバターをイメージしたエリアもオープンするので、ぜひもう一度訪れたい。
3日目はハリウッドスタジオ。その名の通り、映画をもとに作られたアトラクションやショーが数多く点在する。ちょうどスターウォーズの公開時期だったので、関連したショーが多かった。夜の花火は、今まで見たことのないくらい豪華なものだった。夜の11時開始の花火は、リゾート地として開発された場所だからこそできることだろう。
4日目はエプコット。未来と世界都市をイメージしたテーマパーク。こちらは海が真ん中にあるため、なんとなく東京ディズニーシーを彷彿させた。万博博覧会のように各国のパビリオンもあり、日本食が恋しくなったら、日本のエリアへ行くことをお勧めする。
5日目、6日目は4つのテーマパークを行き来できるチケットを使い、アトラクションの乗りこぼしや、買い物、写真撮影などを楽しんだ。行きなれた東京のディズニーとは違う、初めてのワクワクする気持ちや、ドキドキしながら乗るアトラクションなど、子供に戻ったかのように遊んだ1週間だった。本当に楽しかった。またできることなら遊びに行きたい。いくつになっても驚きと感動を与えてくれて、進化し続けるディズニーのテーマパーク。トロントから飛行機でわずか3時間。ぜひみなさんにもお勧めしたい。
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