【TORJA読者旅行記】#022 カナダ人に大人気! 冬のリゾート地 プエルトバヤルタ
カナダ人に大人気! 冬のリゾート地 プエルトバヤルタ
レポーターLindaさん

1 ホテルルームからのオーシャンビュー2 夢のイルカと泳ぐ90分3 大自然の中を大疾走、ジップライン!4 水平線へ沈む美しい夕焼け5 ビーチでマルガリータとワカモリチップスは最高です!
今年2月に1週間メキシコ西海岸のリゾート地、プエルトバヤルタに行ってきました。美しいビーチや山々に囲まれたこの地域は主に観光業で成り立っています。ハネムーンの行き先としても大人気で、カップルで町を歩けばほぼ必ず「Honeymooners!」とメキシコ人から呼ばれます(笑)。治安が良くきれいな町並み、フレンドリーおおらかなメキシコ人に、私の今までのメキシコへのイメージががらりと変わりました。真冬のカナダから来た私たちには、まさに楽園天国!久々のギラギラと照りつける太陽の光はとても心地よく、青い海、空、緑あふれる山々、花を見ただけでその後の滞在がどんなものになるのか、わくわく興奮冷めやらぬ気持ちでこのメキシコ旅行は幕開けしました。
今回の旅行の目玉のひとつは、現地の大自然を満喫できるアドベンチャーツアーズに参加したことです。まずは、長年の夢であったイルカと泳ぐツアーから。海辺にある大きなプールで90分間実際にイルカと泳ぐことができます。イルカの背ヒレと手ヒレを掴み一緒に約5mの潜水をしたり、イルカに足の裏を押してもらいながらのボディーボード、そして良く写真でみる同じみのイルカからの熱烈キス。水族館などでみるイルカのショー(バックフリップやジャンプなど)を同じ水槽の中で見れる迫力満点のアクティビティでした。イルカと水中を泳ぐという幻想的で非現実的な経験は今でも鮮明な思い出として残っています。
そして次に参加したのは、森の中で泥まみれになりながらジャングルジムを制す、エクストリームアドベンチャーツアー。ジップライン、UTV(4輪のミニカー)、綱渡り、ハイキング等、計6時間という長時間のアクティビティながらも一つ一つ工夫されたアトラクションにあっという間に終了時間を迎えてしまいます。安全第一でとてもフレンドリーなベテランスタッフがさらにこのツアーを盛り上げてくれます。普段の運動不足を痛感した1日でした。。。
最後はこの地域ならではのクジラウォッチング。冬のプエルトバヤルタはクジラにとって出産、子育ての場所。高確率で親子クジラに遭遇できます。各船にはクジラを探し当てるセンサーが付いており、私たちも4時間のツアーで何回も親子クジラに毎回遭遇することができました。
そして忘れてはいけない、メキシカンフード!やはり海に面しているだけあり、シーフードが新鮮で美味しいです。ビーチ沿いには多くのレストランが軒を連ねています。喉が渇いたり小腹が減ったとき、ふらっとビーチで飲むマルガリータとワカモリチップスが旅の定番でした。町の所々にフリーマーケットがあり、ぶらぶら食べ歩きながらの散策もおすすめです。
最後に私たちの滞在を快適にしてくれた、シェラトンホテル。オールインクルーシブのプランで普段味わえないラグジュアリーなステイができました。接客、サービスも素晴らしかったです。オーシャンビューの部屋からは野生のイルカが見れ、備え付けのバーがあるホテル内の野外プールでは、プールの中からアルコールのオーダーが可能。ホテル内には4~5件のレストランもあり、毎日飽きずに各国の料理が味わえました。まさに、至れり尽くせり。公用語はスペイン語ですが、ホテルスタッフを始めこの地域ではほぼ英語も通じます。びっくりしたことはホテル滞在者の大半がカナダ人という事実(笑)。
物価が安いのもありますが、どうしてこの地域がこんなにカナダ人に人気で愛されているのか今回の旅行で少し分かった気がします。カナダ人が寒く長い冬を乗り越えられる秘訣は、もしかしたら冬のバケーションを暖かい国で過ごしてバランスを取っているのかもしれません(笑)。カナダの冬が憂鬱な方、来年はメキシコ旅行に行かれてはいかがでしょうか?
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