目を奪われる美しい湖ートバモリーまで小旅行|#編集部ブログ
カナダに帰ってきて2週間目。ロングウィークエンド(3連休)に、友人に誘われてトロントから北西に4時間ほど車を走らせた場所にあるトバモリーに行ってきました。Airbnbで1泊する小旅行。韓国人の友人たちと一緒ということもあり、夕食は韓国バーベキューとテンジャンチゲ(韓国式味噌汁)を味わい、久しぶりの再会にとても楽しい夜を過ごしました。
旅の本番はここからです。2日目、早起きしてさらに北へ1時間半ほど走らせた場所に目的地のトバモリーがあります。港町ということもあって、このあたりにコテージや別荘を持っているカナダ人は多いんだろうなという雰囲気が漂うのどかな街だという印象を持ちました。そこからさらに船に乗って20〜30分、目指すは絶景と噂の「フラワーポット島」です。
フラワーポット島といえば、花瓶(フラワーポット)を逆さにしたように見えると言われる不思議な形をした岩が有名です。長い歴史をかけて岩が削れ高くそびえ立つ様は、自然の偉大さを感じさせます。
そしてなんといってもこの透き通る湖!小さな島を囲むのは、目を奪われるほどきらきらと輝くジョージアンベイ(ヒューロン湖)です。ハワイで見たコバルトブルーの海に似た美しさには正直驚きました。カナダにもこんなに胸を震わすような場所があるのかと、大興奮です。小さな島ですが、周りを囲む海と島の大部分を占める自然の中で、多くの観光客が楽しんでいる様子でした。
私と友人も、水辺近くで昼寝したりおしゃべりしたり、湖に入って水遊びしたりとおもいおもいに時間を過ごしました。私も水遊びしたかったのですが、その日の気温33度のわりに水が冷たい。風邪をひきたくなかったので、早々に諦めて足を浸からせるにとどめました。足をつけるだけでも心が洗われるようで、きれいな風景の中に今自分がいるんだという実感がわき、今この場にいることに感謝したくなるような不思議な感じがしたことを覚えています。
普段家で仕事ばかりしていて、たまに外に出るとしてもフィンチやダウンタウンどまり。そんな日々を抜け出し、たまには自然の中に身をおいてみるのも良いものです。せっかく大自然に恵まれたカナダにいるんだからと、重い腰を上げて今後も遠出してみたいと思います。
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。