アート志向強めの個性派カフェ「Flying Pony」|トロントは今日もカフェ日和 #24
Flying Pony
flyingpony.ca
リトル・インディアにある「Flying pony」はインテリアが個性的な一店。この枠に掲載する写真2枚を選ぶのに時間がかかったほど、たくさんの可愛いスポットがあるんです。店内はアートギャラリーも兼ねているようで、壁にはアート作品が展示販売されています。
オーナー自身もアーティストで、普段ギャラリーに馴染みのない人でも気軽にアートに触れてほしいという想いがあるとかないとか(あります)。月に一度のペースで作品が変わるようなので、それも楽しみの一つになりますよ。また、多くの雑貨が飾られていて、壁も面ごとに色が異なるのでとにかく“カラフル”。店名の通り、ポニーが天井から吊るされているなどポニー多めです。
ダウンタウンから離れていることもあり、近隣住民が束の間の珈琲タイムを楽しんでいる様子で、地元に愛されてます感があります。テーブルには自由に読める雑誌や書籍が置いてあり、読書をするおひとり様やノマドワーカーが多く、ゆったりとした空気が流れていますよ。インド料理を楽しんだあとのティータイムにももってこいです。おすすめは「Lahore Tikka House」というパキスタン料理店(インド料理によく似ています)。
最後にドリンクメニューについて。ごく一般的なラインナップに紛れて、変わりダネが2つあります。一つは「Vietnamese Iced Coffee」という、コンデンスミルクの入ったコップにアルミフィルターをセットし、珈琲を抽出するベトナムスタイルの独特な一杯。もう一つは「Bombay Fog」という、London Fogにカルダモンを加えて最後に砕いたピスタチオをのせたもの。どちらも気になりつつ、未だ頼んだことがありません(笑)。年々、あらゆる事に対して冒険をしなくなっている自分に気が付きます。次回こそは頼めるだろうか・・・・。
兼武 叔江:ワーホリ生にしては旅行欲が乏しい筆者。友人が欧米を旅行するなか、トロント内を歩いてはカフェを物色している。
Instagram:@yoshie_kanetake