オンタリオ州の教育関係者らと教育大臣が対立、スト続く|TORJAニュース報道局
11月2日、カナダ公務員組合(CUPE:読み方は「キューピー」)に属するオンタリオ州の教育関係者らはストライキすることを表明。理由は賃金の値上げの要求。しかしその後すぐ州がストライキを違法とし、賃金の交渉をさせられなくする法律を立法した。スティーブン・レッチェ教育大臣は、「子供たちの学業を優先するため」立法したとコメント。
だが、この発言により教育者側から批判の嵐を受けることに。新法施行後も教育関係者らはストを続行。これを受けフォード州首相は新法を取り消すことにした。11月8日、ストにストップがかかり、賃金の交渉も再開された。しかし11月16日早朝、教育大臣との交渉のオファーにCUPEは同意せず、再び5日後にストを決行することを表明、教育関係者らの要求が満たされるまで話し合いはまだまだ難航しそうだ。
ストライキが起きて学校が閉まる度、働きに出る保護者たちは代わりの育児サポートを見つけないといけないですよね。そのためCUPEをサポートしたくてもストされると困る人はたくさん。早く教育スタッフも、生徒も、保護者も皆充実したスクールイヤーを送れるようになるといいですね。