引き続き平均価格は1ミリオン越え|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2021年4月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は1万3,663件で、昨年同月の2,957件からプラス362.1%と非常に大きく増加しました。
新規リスティング数はプラス237.0%、有効リスティング数はプラス10.5%の上昇です。マーケットは変わらず売り手市場であるように見えます。平均売却日数はマイナス41.7%と動きも早いようです。
全物件タイプの平均価格は109万992ドルで、昨年同月の82万226ドルからプラス33.0%と上昇基調、通常7月後半から8月はマーケットが少し落ち着くところですが、今年はどうなるのか興味深いところです。
【物件タイプ別の平均価格】

の順に並んでいます。
昨年11月以降、前年同月比マイナスが続いていた市内コンドも大きくプラスに転じ、数字を見る限りマーケットは高騰しているように見えます。ですが考慮すべき点は、比較している昨年4月と言えばCOVID-19の第一回目のロックダウンでマーケットが急停止をした直後だと言う事です。比較対象が低いため、プラス幅が大きくなっていることも頭に入れておきましょう。
例えば先月の数字と比べてみますと、デタッチとタウンハウスの平均価格は市内・市外ともに微減しているのです。これはもちろん価格の大幅下落につながると言うことでは無いですが、価格急騰を避ける消費者がブレーキとなり、若干の頭打ちとして表れたと思われます。
今後も住宅ローンの利子は低く抑えられ、政府の移民政策と地域の経済成長に裏打ちされた人口増加、物件の恒久的な供給不足、などの要因が無くならない限り、価格の上昇傾向は継続するでしょう。ただし、マーケットも場所や物件タイプ、短期・長期など読み方により大きく違って見えます。自分が不動産に求めるものを明確にしながら多角的に情報を整理するようにしましょう。





