2022年は幾度かの金利上げを見る可能性。|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット
住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2021年11月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は9,017件となり、2020年同月の8,728件からプラス3.3%となりました。新規リスティング数はマイナス13.2%、有効リスティング数はマイナス55.9%と物件在庫は半数以下まで減少しています。しかし全物件タイプの平均価格は116万3,323ドルと昨年11月の95万5,889ドルからプラス21.7%と大きく伸びています。
平均売却日数はマイナス35.7%でした。需要に対し供給が足りないと価格が上昇するのは基本で、マーケットでの競争が激しさを増しているのが見て取れます。この問題に簡単な解決方法はありませんね。
【物件タイプ別の平均価格】

の順に並んでいます。
全ての物件タイプにおいて市外の伸び率が市内を上回り、コンドアパート以外の市外の伸び率が3割を超すという驚きの数字です。それだけ郊外のマーケットが盛況なのだと言えるでしょう。
最近の急激なインフレ傾向を受けBank of Canadaは政策金利を上げる方針を発表しました。2022年には幾度かの利上げを見る可能性があります。それは住宅ローン、特に変動金利型のものが直接影響を受けやすく、すでにインフレで影響を受けているところに住宅ローン返済額の上昇が追い打ちをかける可能性もあります。
政策金利の利上げは当然の事ながら不動産マーケットにも強く下方修正のプレッシャーがかかる事を意味し、バブルが弾けるきっかけとなるのではという意見もあります。カナダ政府としてはそのような状態には陥りたくないわけで、バランスを取りながら上昇率を抑えることが狙いであろうと予想されます。今後の動きからは目が離せませんね。






