平均価格は9月から3ヶ月連続の減少となり、下落幅は毎月増大|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2022年11月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は4,544件となり、2021年同月の8,979件からマイナス49.4%と半減しています。全物件タイプの平均価格は107万9,395ドルで、昨年11月の116万2,564ドルからマイナス7.2%の減少です。これで9月から3ヶ月連続の減少となり、下落幅は毎月増大しています。
新規リスティング数はマイナス11.6%、有効リスティング数はプラス95.7%です。有効リスティング数の増加が目立ちますが、それはすなわちマーケットも動きがさらに鈍化しているということです。売却までの平均日数は33日間と昨年同月の18日間からプラス83.3%の上昇を記録しました。
【物件タイプ別の平均価格】

の順に並んでいます。
プラスとなったのは市内のタウンハウスと市外のコンドアパートのみ。マーケットの全体的な下落傾向は年明け以降も継続すると予想されているが、それがどの程度でどれくらいの期間かは意見が分かれている。
TOKO’s EYE
先月辺りは新年以降は利上げもなく徐々に切り下げが行われ、マーケットは春以降夏くらいから回復基調に転じるのではないかとの予測と期待が強くありました。今月の利上げも0.5%ポイントで、0.75%の予測を下回りました。利上げがピークに近づいたと思われる要素の1つです。しかしインフレ率はまだまだターゲットレベルに落ち着くには遠く、またアメリカ側ではFRBが2023年も引き続き段階的な利上げを継続することを示しており、カナダへも間違いなく影響があるでしょう。
来年も数回の利上げ、もしくは利率を高いレベルで維持する可能性も予測されており、マーケットへの下方圧力はまだ終わったとは言えない状態です。今後の推移に注目ですね。





