マーケットは一定のバランス。オンタリオ州ではOpen Bid Processが可能に。|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2023年11月のTRREB全域・全物件タイプの総取引数は4,236件で、昨年11月の4,507件からマイナス6.0%となっています。2021年11月は9,017件でしたので、2年連続で約半数となっています。
全物件タイプの平均価格は108万2,179ドルとなり、昨年同月の107万9,420ドルからプラス0.3%と横ばい。2021年の11月は116万3,323ドルだったので、やはりピークからの落ち込んでいますが、下がり続けるわけでもなさそうなのも見えます。
新規リスティング数はプラス16.5%、有効リスティング数はプラス40.7%です。在庫数の増加は気になるところですね。冬はマーケットの動きが落ち込む時期でもあるので価格に対する下方圧力ともなり得ます。冬には売り出される物件数も減少傾向になりますので、需要と供給のバランスがある程度取れていればこれ以上大きく価格を下げることはないと思われますが、注視すべき点ではあります。
平均売却日数は39日間と昨年同月の33日間からプラス18.2%となっています。物件タイプ別に平均価格を見てみますと、
の順に並びました。
コンドアパートとその他の住宅、また市内と市外のマーケットの違いが出ていますね。
TOKO’s EYE
カナダ中銀は現時点ではレート切り上げはせず、またUS側もレートを保持しています。来年の春以降には段階的な切り下げ時期も公表されるのではないかとの予測もあり、マーケットは一定のバランスを見せています。別要素として、12月1日よりオンタリオ州ではOpen Bid Processが可能となりました。これが果たしてどのような影響をもたらすのか判断を下すには時期尚早ですが、今後のマーケットはそういった点からも注視して行きましょう。





