人気らーめん店・TOUHENMOKU RAMENが、エグリントンに居酒屋のエッセンスを取り入れたTOUHENBOKU RAMEN IZAKAYAをオープン!
ダウンタウンのクイーン通りにある、無添加の鶏白湯らーめんが人気のTOUHENBOKU RAMENが、このたびエグリントンに居酒屋をコンセプトに取り入れたTOUHENBOKU RAMEN IZAKAYAをオープン、5月29日にグランドオープニングを迎えた。
エグリントン駅から徒歩5分、ヤング通りに面した抜群のロケーションにある同店。カフェと見紛うような外観から、一歩店内に足を踏み入れれば、レンガ造りの壁、天井にはシャンデリアとさらにモダンな装いが広がっている。「どのようにして料理が作られているのかを見ることで、お客さまも安心して 料理を食べることができる」との思いから採用されているオープンキッチン。その前にはバーカウンターと、さらには日本からわざわざ取り寄せたという宮崎本店の一升瓶酒の飾られたショーケースが設置されており、洗練された印象が漂っている。さらに、入り口 側 壁 に は 、お なじ み の TOUHENBOKU RAMEN のキャラクター・Tomo が訪れた人々をかわいく出迎えてくれる。
同店オーナーの奥山瑞明さんは、「らーめんだけでなく、プラスアルファの美味しい料理、そして焼酎や日本酒をトロントのみなさんに紹介したい」との思いから、らーめん店に居酒屋をコンセプトにくわえたTOUHENBOKU RAMEN IZAKAYAの出店を決意。かねてよりあったノースエリアに出店してほしいという声を受け、ノースでの出店を決意。ノースエリアのなかでも“らーめん店”という回転率が求められる業態に適している人の行き交う場所であること、そして以前近辺で仕事をしていたため、エリアのことを知っていることからエグリントンへの出店を決めたという。
営業時間はランチ、そしてディナーの2部制で、ランチは1号店同様のらーめんに丼、そしてデザートというメニュー、ディナーからはこれにアルコール、タパスメニューがくわわる。スタッフのユニフォームもランチは1号店同様のTシャツ、ディナーではシャツにロングエプロン、シェフはコック服を着用と、昼夜で雰囲気ががらりと変わる。「1号店は若者の多いエリアに位置しているので、お客さまとの距離感が近くなるように気軽に話しかけたりといった雰囲気ですが、2号店では、ディナータイムには落ち着いて食べたり飲んだりしてほしい、ゆっくりと味わってほしいという思いがあります」と奥山さんは話す。
同店のタパスメニューを考案したのは、Drakeホテルのレストラン立ち上げなど、27年の調理経験を持つ田中道明さん。30年以上の調理経験を持つ北尾昭弘さんとのダブルシェフで、エグリントン店を盛り立てていく。「タパスメニューは10種程度に厳選して、ほかにはないようなメニューを作りました。胡麻和えなどのシンプルな定番料理にはあまり手をくわえず、その一方で中に卵が入った巨大なメンチカツ“GOZILLA’S EGG”といったインパクトのある、斬新なメニューを揃えています。らーめんをメインに、おつまみ料理と美味しいお酒を一緒に、ぜひ多くの人に楽しんでほしいですね」と田中さん。日本食のみならず、イタリアンやフレンチ、フラパニーズ(フレンチと日本食を掛け合わせた料理)など、多くのレストランで働き、培ってきた経験から生まれた和の雰囲気香るタパスが楽しめるのは2号店ならではの楽しみ。
タパスのなかでも編集部がとくにおすすめしたいのがカキの磯辺焼き。生でも食べられるという抜群の鮮度を誇るBC州産のカキに、味噌、そして海苔で和と磯の香りをプラスしたクリーミーソースの絶妙なバランスがたまらない。このほかサラダや胡麻和えなどで、らーめん店に不足しがちな野菜類を摂ることができ、またらーめん同様、タパスでも餃子とからあげ以外の料理が無添加でヘルシー志向の人から支持を集めること間違いなしだ。
そして、居酒屋といえばアルコール。同店では、モンドセレクション31年連続受賞記録を持つ宮崎本店の酒のみを取り扱っており(※ビールを除く)、今首都圏を中心に日本で爆発的に売れている、キンミヤ焼酎を使ったカクテルを味わうことができる。柚子とソーダが爽やかな“TOUHENBOKUシグニチャードリンク”、唐辛子を金魚に見立てたのどごし爽やかなスパイシーカクテル“金魚”、そしてまるでアルコールが入っていないのではというほどにデザート感覚なコーヒーゼリー入りのカクテル“カフェラテ”など、日本最先端の新感覚カクテルを楽しむことができる。グランドオープニング当日、日本から駆けつけた宮崎本店代表取締役社長の宮崎由至さんは「海外のお店というと、様々な種類のお酒を置きたいというところが多く、なかなか私どものお酒だけを取り扱ってくださるというお店はありませんから、ものすごく光栄でありがたいことです」と話し、今回のTOUHENBOKU RAMEN IZAKAYAでの自社製品取り扱いをきっかけに、カナダ、北米へとその人気が広がっていくことを期待すると語った。
近くパティオもオープン予定だという同店。これからますます多くの人々を惹き付けていくこと必至の同店の、今後に注目していきたい。
TOUHENBOKU RAMEN IZAKAYA
2459 Yonge st. Toronto
416-551-6800