People. 11 阪田尚央さん 後編「やりたいと思った事は必ずやる」が大事|カナダワーホリを超えて30代になった今
ワーホリ後の自分
トロントでの1年半の生活を経て日本へと戻った自分は、1ヶ月後には中古品をオンラインで売買する会社で働いていました。その会社で働き始めた理由は、「ユーザーが価値を感じなくなったモノに新しい価値を見出して、次のユーザーへと届ける」事をしたかったから。それは、トロントで一つの目標だった古着屋を経験した際に言語化した「新しい目標」でした。その会社で2年半働いた後、そこでの経験によりまたアップデートされた「新しい目標」に向かうため、現在のNEW STANDARD株式会社(旧社名:株式会社TABI LABO)に入社しました。今は「BPM」というOMO型イベントスペース事業の責任者をしながら、会社内のカルチャーをアップデートする役割を担っています。今の自分の目標である「関わった人を、新しい世界に連れていく」ために、まずは自分自身が常に新しい世界に触れられるよう、日々意識しています。
今の自分の土壌となるもの=ワーホリで得たもの
今僕が見えている世界は、4年前、前職にいた時には見えていなかった世界でしたし、4年前見えていた世界はトロントにいた時には見えていませんでした。僕にとって、見える世界が変わるきっかけは「新しい事にチャレンジすること」でした。それは、今の自分が見えている世界(=既成概念)に風穴をあけて、空気を取り込み、自分の世界を広げる作業だと捉えています。そして、その「新しい事にチャレンジすること」が出来るきっかけのなったのが、「やりたいと思った事は必ずやる」が大事だと感じたトロントでのワーホリ体験でした。
今世界ではCOVID-19が蔓延しており、将来を不安に感じている方々も多いと思います。なんかこの感覚、ワーホリに行く前の自分と似ていませんか?「カナダって治安大丈夫なんかな?」「英語喋れへんけど、仕事見つかるかな?」「こいつ何言ってるかわかんねーって思われへんかな?」。ワーホリに行く前、様々な不安を抱いていたかと思います。でもチャレンジして何ヶ月か過ごした今、そんな不安は無くなっているのではないでしょうか?
やりたい事や不安な事があれば、ぜひチャレンジしてみてください。そうすれば必ず新しい世界が見えます。新しい世界の自分からすると、これまで不安だった事は「なんだ、別にたいしたことないやん」って思えるかもしれませんね。
阪田 尚央さん
NEW STANDARD株式会社 (旧社名:株式会社TABI LABO)
「BPM」OMO型イベントスペース 事業責任者