お肌を癒して美肌を手に入れよう!#02
TORJA誌上 ビューティーカウンセリング
日本人SHISEIDOビューティーアドバイザー・リナさんに聞く
「乾燥とシワ」

The Hudson’s Bay Fairview SHISEIDO Beauty Consultant 伊藤里奈さん
質問者:最近朝起きたときに、喉の渇きと深刻なお肌のかさつきを感じます。鏡をみたらシワができていて「えっ!?」って。最近になって特にスキンケアを変えたり、乱れた生活を送っているわけではないのですが…。
リナさん 今年は例年よりも暖冬だと言われているトロントですが、1年の中で最も寒いこの季節、乾燥した空気に冷たい風や年末年始の忙しさからくる肌ストレスなどがシワを作り出す主原因と考えられます。寒さや空気の乾燥を私たちがコントロールすることはできません。だからこそ、日々の質の高いスキンケア、整った生活スタイルを心がけ、シワを予防していきましょう。
質問者:このシワは季節によるものってことですか? 年のせいかなって思ってショックを受けていました。
リナさん シワは、大別して、乾燥によるシワ(小ジワ)、紫外線によるシワ、表情筋によるシワのの3タイプがあると言えます。
■ 乾燥ジワ
乾燥によって主に皮膚の表面にできるものです。乾燥によってできた細かい線をそのままにしておくことで将来深いシワとなる可能性があります。
■ 紫外線ジワ
紫外線ダメージは肌老化を引き起こし、お肌にハリを与えるコラーゲン変質、弾力を与えるエラスチンの構造を変化させます。その結果シワができてしまいます。
■ 表情ジワ
笑ったりするなど表情筋の運動を繰り返すことなどで額や目元、口元のシワを作り出します。
表情ジワなど、シワの形成は年を重ねていく過程で、完全に回避することは難しいと言えますが、毎日しっかりケアを続けていくことにより肌老化を遅らせ、シワをできにくくすることができます。

資料: 資生堂ホームページより

資料: 資生堂ホームページより
質問者:これ以上シワを作りたくないです(涙)。今からできる予防方法を教えてください〜!
リナさん シワを予防するためには毎日のケアが鍵です。先月も触れましたが、紫外線は肌トラブルを引き起こす1番の原因となるので、日中外出する際には日焼け止め(SPF30程度)をつけることを習慣づけましょう! また冬の間、お肌の敵は紫外線だけではありません。外出する際には手袋、帽子、マフラーなどを着用し、できる限りお肌の露出をさけ、乾燥から肌を守りましょう。
質問者:冬でもUVケアはマストですね。これからのホリデーシーズン、外出するときはおしゃれを気にしつつも、肌の露出を避けるように気をつけます。
リナさん それから、タバコを吸ってないですか?個人的にはおすすめできません。タバコの煙は私たちの身体に内側からも外側からも影響を及ぼします。喫煙は老化を促進し、さらに口元のシワの原因となります。
質問者:そういえば友達が禁煙したら、肌荒れが治って、乾燥肌も改善されたと言っていました。
リナさん タバコをやめたとたんにお肌の調子が良くなるというお話は良く伺います。シワを予防するためには身体の内・外に目を向ける必要があります。
日々の保湿ケアの積み重ねは乾燥を防ぎ、潤いのあるしなやかな肌を作り出します。乾燥やシワの気になる箇所には保湿効果の高い商品や美容液を通常よりも多めに重ね付けしましょう。特に、レチノール-A(コラーゲン生成を促進しシワを予防)やヒアルロン酸(水分保持に効果的)の含まれた商品をおすすめします。
また、入浴時にココナッツオイル、アルガンオイル、ホホバオイル、月見草オイルなどの植物性オイルを湯船に落として楽しむと保湿効果が高ります。
質問者:植物性オイルはお肌への浸透力が高いのですよね。乾燥しているところにピンポイント使い、さっそくやってみます!さらに、表面だけでなくインナーケアもしたいです。
リナさん 身体は食べたものによって作られますよね。だからこそ食生活を整えましょう。
個人的には、大豆イソフラボンやビタミン、オメガ3脂肪酸の摂取をおすすめします。これらは、シワを予防するのに効果的といわれているので積極的に摂取してみてください。
■ 大豆イソフラボン
女性ホルモンであるエストロゲンに似た物質で、コラーゲンの生成を高めます。日本人におなじみの納豆やきなこ、豆腐はイソフラボンの摂取に最適です。
■ ビタミンC
コラーゲンの生成を高め、また日焼けによっておこる紫外線ダメージを緩和させる効果があります。毎日の食事でビタミンCをたくさん含むフルーツをとるように心がけましょう。ブロッコリーやホウレンソウなどの野菜もビタミンCの摂取に最適です。
■ ビタミンE
抗酸化作用があるので紫外線ダメージや肌老化を抑制します。アボカドやカボチャ、アーモンドはビタミンEが豊富な食材です。
■ オメガ3脂肪酸
コラーゲンやエラスチン形成を助けます。サーモンやマグロのような冷水魚はオメガ3脂肪酸が豊富に含まれていることで有名です。また、クルミや亜麻仁(亜麻の種でビタミンBと食物繊維も豊富!)、カボチャの種もオメガ3脂肪酸の摂取に最適です。
また質の高い十分な睡眠は、身体の免疫力を高めますから、最近、注目されているお肌の免疫力を高めるスキンケアと同様にとても大切です。
あと個人的におすすめしたいのですが、寝る時は仰向けになることを心がけてください!うつ伏せで寝ると顔に負担がかかりそれがお肌のシワにも影響がある気がします。
質問者:いつもうつ伏せに寝ていたので今日から気をつけます!
リナさん 冬の季節に負けない素敵で美しい肌を保つために、これらのアドバイスが役立つことを願ってます。
質問者:ありがとうございます。日々のケアの積み重ねがシワ予防に繋がっていくと肝に銘じて努力します。
日本人の肌特性を理解している リナさんに相談しよう!
Fairviewモールのハドソン・ベイにあるSHISEIDOカウンターで働く、日本人ビューティーアドバイザーのリナさん。日本人の肌の感覚とカナダの気候や特性を理解したアドバイスに定評がある。日本語でのカウンセリングが可能なので是非気軽に訪ねてみよう。

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