さっぱりとした味が堪らない「フルーツパン」｜トロント食べ歩き「おやつパン」

　甘いものは好きだけど、クリームやチョコレート系はちょっと…というあなたにこそおすすめなのが、フルーツをベースにしたパンの数々。果物が丸々入っているものもあれば、形こそは見えないもののその風味が存分に楽しめるものまで、その種類は様々。

日本でもお馴染みの顔ぶれもここにていくつかご紹介。フルーツならではの色彩と共にお楽しみあれ。

01
Banana loaf

　こぢんまりとしたカフェで美味しい紅茶と共にオススメしたいのがこちらのバナナローフ。硬めの生地であり、バナナの風味がとても強いのが印象的。それでありながら素朴な味わいなので、ローフでありながらぺろりと平らげてしまう。

02
Cranberry almond loaf

　トロント大学の端にある人気カフェ。その中でも人気の菓子パンがこちらのアーモンドローフ。甘酸っぱいクランベリーとアーモンドが入ったこの一品はしっとりとしていながら重すぎないのが嬉しい。苦めのコーヒーとも相性ピッタリだ。

03
Black cherry danish

　グリークタウンの中にあるアットホームなカフェでいただけるのは、日本でもお馴染みのさくらんぼのデニッシュ。サクサクの生地に始まり、第一印象はまるでエッグタルト。さくらんぼは甘酸っぱく、まさに日本のデニッシュを彷彿させるようなお味だ。

04
Cranberry scone

　甘さ控えめのスコーンはレモンとクランベリーの爽やかな酸味が特徴的。砂糖でカリカリの生地の中には大粒のクランベリーが入っていて、朝ごはんにもおやつにもぴったりなスコーンだ。紅茶との相性も抜群。

05
Pear danish

　日本ではお馴染みでありながらカナダではなかなかお目にかかれない梨のデニッシュ。卵の味が強めのカスタードの上にはしっとりした梨がたっぷり。梨の部分は生地が薄めなので梨を目一杯楽しめる。しょっぱい生地と甘い梨のいい塩梅は朝ごはんにもおやつにもぴったり。

06
Raspberry croissant

　見た目も美しいラズベリークロワッサン。甘酸っぱいラズベリーの味には多くのトロントニアンも虜になっている。サイズもそれなりに大きいので、しっかりと朝食を食べたい時にもおすすめの一品。

07
Mixed berry ricotta toast

　フワフワに泡立ったリコッタチーズとベリーのハーモニーが絶妙な一品。アボカドトーストが有名なお店だが、甘党の方にはこちらもおすすめだ。追加料金でリコッタチーズをナッツのバターに代替できるのも嬉しい。