【12皿目】残ったターキーを美味しくアレンジ!「pot Pie」|イケメン・イクメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング
明けましておめでとうございます。ってなんだか日本らしい挨拶って全然しなくなったなって思う今日この頃。年明けに日本人の友達に会うこともトロントから引っ越してからはめっきり減ってしまいました。日本のお雑煮を食べて過ごすお正月が懐かしく感じる今日この頃です。
クリスマスといえばターキー。残ったターキーを美味しくアレンジ!
さてみなさんクリスマスはカナダらしくターキーを食べましたか?僕はお店でパンデミック前は12月の間に30~40羽ぐらい仕入れていたのでターキーは家では遠慮しているんですが、海外に出たら一度は試してみる方も多いと思います。せっかく大きいオーブンが家にあるんだし。まぁカナダにいるとクリスマスに限らずサンクスギビングデーなんかもターキー食べたりするしけっこう食べる機会があったりするんですよね。実はパンデミックの影響でターキーも不足していてなかなか手に入らないこともあるそうです。コロナの影響は色んなところに出てますね。
ただそんなターキー。ほとんど、いや、必ずと言っていいほどあまります。そしてサンドイッチなんかになったりするんですが、今回はターキーを食べて残った残り物をちょっとアレンジするだけでできるポットパイを紹介します。
ポット・パイ
日本でいうパイ生地の包み焼き。作り方は別に紹介しますが簡単です。残ったあまりものでターキーシチューを作って耐熱皿に入れます。そしてその耐熱皿をパイ生地で蓋をして焼くだけ。実はパイ生地もスーパーに売ってたりします。冷凍コーナーに「Puff Pastry」という名で細長い箱に入って売っているのでぜひチェックしてみてください。これが使えるようになっておくと便利です。
ワンポイント・アドバイス
使い方のコツとしては必ず180℃(350℉)以上で焼いてください。パイ生地は温度が低いと膨らむ前に中のバターが溶けてしまって膨らまないので気をつけてください。
耐熱皿がない場合は写真のように別にパイ生地だけ焼いて乗せるだけでも美味しく食べられるので是非試してみてね。
今年最後のコラムになりますが、本当にこういう機会をいただいたことをとてもありがたく思っています。文字で伝えるということがこんなに難しいのかと痛感しました。本当にたくさん考えて勉強になりました。また来年も皆さんに読んでいただけるように’頑張ります。ありがとうございました。また来年お会いしましよう。良いお年を…
「pot Pie」
材料(2人分)
- ターキー(胸肉) 1個
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1本
- マッシュルーム 5個
- グリーンピース お好みで
- バター 50g
- 小麦粉 50g
- チキンストック 500ml
- Puff Pastry(パイ生地) 1枚
*材料はターキーを焼いたときに残ったターキーとローストベジ、グレイビーがあればOK
つくり方
- ターキー、玉ねぎ、にんじんを2cm角に切ります。マッシュルームはくし切りに。
- 手鍋にバターを入れ、玉ねぎ、にんじん、マッシュルームを入れ柔らかくなるまで炒めます。
- 柔らかくなったらターキーを入れターキーが温まるまで一緒に炒めます。
- ターキーが温まったら小麦粉を入れ馴染むまで炒めて馴染んだらチキンストック、もしくはグレイビーを足して、鍋底を焦がさないように木べらでこそぎながら一煮立ちさせます。
- 弱火に落としてクリームシチューの濃度が出るくらいまで煮込んでフィリングは完成です。
- 耐熱皿にシチューを移し、耐熱皿をパイシートで蓋をします。その上に光沢が出るように卵を塗ります。
- そのままオーブンに入れ200℃(400°F)で焼いて完成です。
- 耐熱皿がない場合は、シチューを入れるお皿の型に沿ってパイシートを切ってパイシートを焼けばOKです。
こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!