カナダの大学生は、今。「ダウンタウンビジネスの活性化」| COVID-19パンデミックダイアリー
あっという間に7月になりましたね。毎日暑いです。
トロントより一足早くPhase 2に入ったキングストンでは、ダウンタウンビジネス支援のための歩道拡張案を発表しました。これによって歩行者はPhysical Distanceを十分に保つことができ、またパティオのスペースも広くなります。
https://www.kingstonist.com/news/downtown-transformation-starts-next-week/
こちらはメインの通りであるPrincess Streetいつもの様子。
そして今はこんな感じ。
フェンスのところまで全て歩道になりました。
体感的にはかなり広いです。ただ、建物の影にならないので日が当たると暑い。
デリバリーやテイクアウト用の駐車スペースは一応ありました。
広くなった歩道スペースを入店待ちの列に使っている店もありました。
場合によってはかなりスレスレのところを車が通るのでパティオのスペースには厳しいかなと思います。
こちらは車両通行止めになった通りですが特にこれといって賑わっている様子はなさそうですね。特にこの日はネイルサロンとレストランでの集団感染が発表された後だったので、土曜日の午後にしては人通りが少なかったですね。
私は普段徒歩でダウンタウンに行くので、2mの距離を十分に保てるようになったのは良かったです。ただ、メインの通りであるPrincess Streetが一車線になったことでバス停は全て通過の迂回ルートになりました。また駐車スペースもなくなってしまったので、アクセシビリティの面ではマイナスかなと思います。
ビジネスオーナーからは早速不満の声も上がっているようです。
https://www.kingstonist.com/news/no-love-from-business-owners-for-love-kingston-marketplace/
キングストンはそこまで大きい観光地ではないものの、コロナ自粛中の売り上げを回復させるチャンス。少しでも良い夏になると良いですね。
P.S. あまりにも不評だったらしく、一週間以内に二車線に戻すようです。
https://www.thewhig.com/news/local-news/princess-brock-streets-to-be-reopened-to-traffic

渡邉千尋 Chihiro Watanabe
大学入学後、プリンス・エドワード島大学へ交換留学。翌年高円宮記念クィーンズ大学奨学生としてオンタリオ州へ。現在も同大学にて演劇を学ぶ。学内外の演劇活動にも積極的に参加。強くて美しい素敵な女性になるのを目標に日々奮闘中。