カナダの大学生は、今。「成績評価編」| COVID-19パンデミックダイアリー

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カナダも少しずつ気温が上がって夏らしくなってきましたね。皆さんいかがお過ごしですか。オンタリオ州では店も少し再開し始めました。
前回の記事では主に教授が前学期どんなサポートをしてくれたかについて書きましたが、今回は成績評価について書きたいと思います。
1.授業の評価をP(Pass)に変更可能
単位自体は取れたものの思ったように良い成績が取れなかったという学生のために、通常成績の付く科目であっても特例で成績なしのP(履修済み)に変更ができるようになりました。もちろん成績が出てからの変更ができます。
2. 成績発表後に履修の取り消しが可能
単位を落としてしまった場合など、成績が出てから記録に残ることなく履修取り消しができるようになりました。学費の高い留学生にはあまり魅力的ではないかもしれませんが、落単の記録が残らないというのは良いですね。
教授だけでなく大学本部も学生の立場を理解して様々なサポートをしてくれました。私は家で1人でしたが、昼夜問わず地下の住人の音楽や子供をあやす声がうるさく、集中できる環境ではありませんでした。大家さんも地元の人だったので留学生の私の味方をしてくれるはずもなく、むしろ下から壁を叩いてきたり毎晩ゲストを連れ込んだりしているのも黙認でしたね。(今は無事引っ越しました。最高に迷惑な隣人でした。)
この成績評価の特別措置が発表になる前、他大学と比較してクィーンズも同じようにすべきだという議論がSNS上で上がったり、この発表の後も「休校になる前までの点数で成績はつけるべき」や「オンライン授業に移行した分の授業料は返還すべき」といったオンライン署名が始まったりとやはりカナダらしいなと感じる出来事がたくさんありました。日本の大学は今学期いっぱいオンラインになるのでしょうか。同じような措置も日本の大学もできたら良いのにと思います。
次回は課外活動にどんな影響があったかについて書きたいと思います。

渡邉千尋 Chihiro Watanabe
大学入学後、プリンス・エドワード島大学へ交換留学。翌年高円宮記念クィーンズ大学奨学生としてオンタリオ州へ。現在も同大学にて演劇を学ぶ。学内外の演劇活動にも積極的に参加。強くて美しい素敵な女性になるのを目標に日々奮闘中。













