トロントのクリスマス、世界観に酔いしれる|#編集部ブログ
ハロウィンが終わるとすぐにクリスマスシーズンに一気に変わるカナダ。トロントのクリスマスといえば、ダウンタウンにあるDistillery Districtが一番有名かつ人気の場所ではないでしょうか。毎年11月中旬になるとDiorの巨大なクリスマスツリーの点灯式やクリスマス関連のお店がオープンするDistillery District。去年はツリー点灯式を見に行き、大勢の来場者とともに1ヶ月早いクリスマスの到来を祝ったことを覚えています。今年は点灯式には行きませんでしたが、友人とクリスマスの雰囲気を味わいに行ってきました。
レンガ造りで美しいDistillery Winter Villageでは、美しく飾られたイルミネーションやクリスマスまでの日数をカウントダウンしている電光掲示板、寒い冬に体を温めるココアのお店など多くの楽しめるポイントが集まっています。メインはなんといってもDiorのクリスマスツリー。多くの人が立ち止まり、一緒になって写真を撮っていました。私も美しいツリーとともに写真をパシャリ。やはりキラキラと輝くツリーはとても美しいですね。ツリーの美しさに見惚れていると、どこからともなく「サンタクロースが来たぞ!」という声が。
なんとサンタクロースに出くわすことができました!忙しいのかすぐに歩いて去っていってしまいましたが、多くの人が笑顔でサンタクロースに手を振っていたのが印象的でした。
Distillery Districtはもとよりさまざまなアート作品が展示されているのが特徴的なのですが、ジブリの世界に出てきそうなクモのような作品からハートのモニュメント、冬らしい雪だるまアートなどクリスマスツリー以外にも見ていて楽しいものがたくさんあります。
思った以上に端から端まで広いのですが、飽きることなくアート作品や食、雑貨品などを楽しむことができて素敵な場所だと思います。クリスマスショップではクリスマスに最適なプレゼントの山々が並べられていてウィンドウショッピングだけでも心が躍るような気分になります。特にクリスマスが年始よりも重要な意味を持つカナダだからこそ、クリスマス関連の商品の多様さには驚きますし、もうすぐやってくるクリスマスという特別な日を夢見ながら買い物できる幸せさも感じることができるのではないかと思います。室内のストア以外でもサンタクロースの形をした綿あめ、手袋、クリスマスツリーようの装飾品などさまざまなものが売られていて、さまざま形でクリスマスを感じることができる夢のような空間がDistillery Districtだと感じました。平日の夜などであれば無料で入場することができるので、皆さんもぜひ訪れてみてくださいね!
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。