第60回 フジロック初参戦|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ
今年の日本はとても暑い夏で、カナダの夏が少し懐かしくなります。さて7月ですが、人生初となる「FUJI ROCK FESTIVAL」通称フジロックに初めて行ってきました。
パンデミックの影響で中止を余儀なくされた2020年、国内アーティストのみで開催された2021年、マスク着用や感染症対策を実施して開催された2022年に続き、2023年のフジロックは4年ぶりに制限のないイベントとして開催されました。
声出し解禁や海外アーティスト招聘が完全復活の中、今回のヘッドライナーのラインナップは「The Strokes」「Foo Fighters」「Lizzo」など。Lizzoはフジロック後にスキャンダルで炎上していたのは残念でしたが、流石グラミー賞で年間最優秀レコード受賞を取っただけあり、圧倒的なパフォーマンスでした。
また個人的に印象的なライブだったのは、「ELLEGARDEN」「Louis Cole」「SUPER BEAVER」「Lizzo」「長谷川白紙」でした。特に、長谷川白紙はフライング・ロータス主宰のレーベル〈Brainfeeder〉と契約したばかりという事もありとても注目度を浴びたライブでもありました。全体的に素晴らしいライブが多く、3日間通して全日思う存分に楽しむことができました。今年は、フジロック名物?の雨は全く降らなかったのですが、その代わりに天候が良すぎて、猛暑の中でフェスを楽しむこととなりました。また、会場は新潟の苗場でしたが、東京と変わらず日中は暑く、夜遅い時間に少し涼しい程度で、フジロックの洗礼(天候の厳しさ)を受けました。ただ新潟の自然は素晴らしく、そんな中で音楽と食、お酒を楽しめる空間は最高でした。
日本のミュージックフェスティバルに参加すると、その土地の食を会場で楽しめるだけでなく、会場付近の観光コンテンツも楽しめる点がとても魅力的ですね。特に新潟は温泉もあるので、フェス後に温泉とサウナでゆっくり出来たのも印象的でした。今年は引き続き様々なフェスに参加したいと思っていますので、またレポートさせてください。