第75回 個人の発信力をつける|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ
例え会社に所属していても、個人の発信力をつけましょうというお話しです。
会社に所属しているというのは、その看板・ブランド、先人が培ってきた信頼に紐づくものだと思っています。その人が決して偉いのではなくて、会社が培ってきた歴史や人に紐づくものです。
私は仕事柄クリエイターさんに発注する事が多いのですが、最近は個人クリエイターのインディペンデント化が加速しています。会社に所属せずに自分の屋号でやる事が以前に増して更に増えています。
そんな中で、仕事をやるかやらないか決める判断は、会社のブランドではなく、向き合っている人がどんな人かがより大切になってきていると最近感じます。
依頼されたクリエイターや依頼した会社の人間も、その依頼主がどんな人物かSNSで必ず調べます(少なくとも自分は最低限調べます)。
そこで全く個人の情報がなかったら、依頼の返事も返してくれない事も今後増えてくると感じています。
極端の例かもしれませんが、それくらいに個人への信用やクレジット、ポートフォリオが大事になります。若い方は個人の発信力を付けていきましょう。それが仕事への信頼に繋がり、雇用の流動性が増す中で自分自身のブランドをアップデートし続ける大事なキーポイントになります。