緊急時用の救急箱などを必ず身近な所に用意しておきましょう|留学カウンセラーが説くワーホリカナダ生活 Vol.108

日常生活編61: 緊急時用の救急箱などを必ず身近な所に用意しておきましょう。

ハプニングといってもそこまで大げさなものではないのですが、いつものごとく私からの忠告も聞かずソファの上でジャンプを繰り返していたところ、まさかの着地失敗でバランスを崩し顔から転落、顎を切って流血もののケガを負ったのでした。割と深めの切り傷になってしまいその場は一瞬プチパニックになりましたが、幸いオフィスには一応ベーシックな応急処置用の救急キットがあり、絆創膏はもちろんですが傷口を洗って消毒するスプレーやワイプなどもあった(そしてスタッフのケンゴ君はちょうど軟膏も持っていてくれた)ため、その場で止血と応急処置を施すことができました。
子供は特にこの位の歳になると転んだりぶつけたり擦りむいたりでちょっとしたケガをするのはしょっちゅうなので、私も常に除菌ワイプや絆創膏は日頃から携帯していますし、自宅にある救急箱は子供ができる前よりも断然に中身が充実した状態になっています。オフィスにもある程度のFirstAidキットや痛み止めなどを置いています。これらは普段はなかなか使う機会も少ないかもしれませんが、ちょっとしたケガなどは思いもよらない場所やタイミングで起こるものだったりするので、常に身近な所に準備をしておく事で万が一の時もすぐに処置ができるという安心感につながります。
留学生の場合、風邪や熱、頭痛や腹痛の時のための常備薬は用意している方は多いとは思いますが、例えば料理中に指を切ったとか火傷してしまったというような時のために応急処置に使えそうなグッズを日頃から意識して用意している人は実は少ないのではないかと思います。絆創膏さえも意外と普段は気が付かないものです。しかしケガをした時にできるだけすぐに自分で応急処置ができないと、軽いものでも悪化してしまう可能性だってありますし、少し横になっていれば落ち着くというようなものではありません。そのケガの度合いによってはすぐにでも救急病院に行くべきものもあるかもしれませんが、病院に行って診てもらえるまでの間にも応急処置が必要になるわけです。
そういった意味で、普段からある程度応急処置に役立ちそうなグッズを用意しておくこと、そして更に可能であれば看護師のお友達など知識のある人にちょっとした応急処置の仕方などを教えてもらったり暇な時に自分で調べておいたりして基礎知識を持っておくのも良いと思います。留学生活も普段から「備えあれば憂いなし」の精神を意識していきましょう。
