わたしにとって英語とは「自分の世界に可能性を広げる」鈴木 香織さん |英語とわたしとカナダ
鈴木 香織さん
カナダ滞在歴 : 4ヶ月
出身: 埼玉県
アパレル・アウトドアブランドのPRとして日本で働いていた鈴木さん。現在はトロントでCo-op留学中。ホスピタリティ・ツーリズムを専攻している。
服飾雑貨の専門学校で、ヨーロッパ研修旅行や海外からの特別講師、留学経験のあるデザイナーとの交流を通して、もっと自分の世界を広げたいと思い始めたのが英語を勉強しようと思った最初のきっかけ
当時の私の英語力は学生時代の財産を消化する程度のつたないものでしたが、そんな英語でも理解しようとしてくれる海外講師の方のオープンでポジティブな姿勢や考え方、価値観の違いに強い感銘を受けました。
学生最後の年、スウェーデンのデザイン学校へ3ヶ月の交換留学のチャンスが訪れました。約1ヶ月毎日少なくとも4時間はリスニングテキストを使用して、シャドーイングを行いましたが、1ヶ月の努力では授業を理解しコミュニケーションをとるのには全然足りず、正直なところ早く日本に帰りたいという気持ちでいっぱいでした。
それでも毎日YouTubeを観てリスニングしたり、日本から持ってきた高校時代の教科書で勉強していました。国際意識の高いクラスメイトと刺激的なカリキュラムのおかげでなんとか課題をこなし留学期間を終えました。
帰国後は面白いことにバイト先やインターン先で英語を使う機会に恵まれ、3か月ながらも単身海外で生活した経験が自分の自信につながりました。
その後アパレルメーカーに就職。慌ただしい日々を「消費」する生活が続き、海外で働くという目標はまた「いつか」になっていた
そんなある日、オーストラリアのワーキングホリデーから戻ってきた学生時代の友人と再会しました。学生時代よりも数倍も成長し、きらきらしている友人を見て、再び海外で生活をすることを意識しはじめました。
コロナ禍でワーホリのチャンスを逃した30歳を境に当時の職場を退職し、フリーランスとして仕事を増やし、お金を貯めカナダ留学を決意しました。
毎日20個ほど新しい単語に出会えるカナダ生活


カナダの語学学校では、とにかくクラスで一番発言することと、日本人のクラスメイトとも可能な限り英語で会話するように心がけました。学校外のソーシャルコミュニティにも週に数回参加し、積極的に会話の機会を増やす努力をしました。フリータイムは海外ドラマや映画、洋楽で英語に触れる環境を絶やさないようにしています。また、知らない単語はすぐにメモして寝る前に見直しています。
日本にいる間は仕事に費やす時間が多く、カナダ留学を決めてからも自分の時間を英語学習に充てることがなかなかできませんでした。そのため、カナダに来てから2週間ほどはテキストの質問ですら、何が書いてあるのか、何を言われているのか、全く理解できない状態した。テキストで文法や語彙を学ぶのと会話をするのでは大きく差があります。言い回しや発音やリンキングを知らないとリスニングができない、伝わらないということが多々ありました。
語学学校1ヶ月目のころ、先生に「コーヒーショップに行くならドーナツをダズン(12個入)ボックスを買ってきてほしい。フレーバーは任せる」とおつかいを頼まれました。先生は私におすすめのフレーバーのリストをくれ、コーヒーショップで私はつたない英語でリストにあった9つのフレーバーを注文しました。クラスに戻り、ボックスを開けた先生は思わず叫びました。
そこでようやく私は、ダズン=12個を意味することや先生のリクエストの意味を理解したんです。先生のショックを受けた顔はしばらく忘れられませんでした。その事をきっかけに英語が流暢でなくても相手の言ったことを理解する努力をしようと強く思いました。
カナダに来たばかりの頃は英語がわからないがゆえ自信がなく、「私はシャイだから…」と言い訳をして発言することから逃げていました
英会話力が高いブラジル人のクラスメイトが「たくさん話す事が上達の近道、間違えないと間違いに気づけない」とアドバイスをくれ、それ以来クラスでとにかく一番発言できるようにしようと意識しました。
語学学校卒業前、その友人は「君は変わったね!たくさん努力していたんだと感じるよ」と言ってくれ、それがすごく嬉しかったです。
私の英語はまだまだ不完全ですが、新しい人とのコミュニケーションを通して、カナダには多国籍なバックグラウンドを持つ人たちがたくさんいて、英語にクセがある人もたくさんいることを知り、話す気持ちさえあればいいんだなと考えるようになりました。
【一問一答】
- 英語に関する資格や点数
TOEIC 450点 - カナダに来た時の英語力
語学学校はElementaryレベルからスタート。かろうじて中学英語程度の知識。学生時代にスウェーデンに交換留学の経験があったものの、以来日常で英語を使用する機会はなく、文法もうろ覚えな状態。 - もし不自由なく英語ができたら?
海外を拠点にあちこち旅しながら働きたい。日本で働いていたときの仲間の海外進出をサポートしたい。 - オススメの学習ツール
Hallo Talk…日常の出来事を英文でライティングして投稿。投稿記事を添削してもらったり、カナダの情報をもらったりしています。
ELSA…発音やアクセントにフォーカスできます。静かな環境と根気が必要。
Netflix:「Good Place」/Youtube:「Gumball」…字幕付きで見て、日常会話で使える気になるフレーズをコピーしたりしています。英語を聞く環境を気軽に増やせるのも魅力。
Breaking News English…ESLクラスでも使用されています。時事を題材にリスニング・リーディングを中心に学習。 - 今後の目標
日常生活と仕事で不足のない語彙力、言い回しを身につけることです。発音アクセントをネイティブに近づけてミスコミュニケーションを減らしたいです。
















