2014年TORJAインタビュー、心に残る名言集。
インタビューに登場してくれた方々の中から、印象に残った言葉をピックアップ。新しい年の勇気づけにしてみてください。
3月にトロント初公演を開催
きゃりーぱみゅぱみゅさん
“私は自分で良いと思うものを、好きなことをして、発信し続けているのでそれで良いのかもしれません。”
世界中の若い世代を中心に圧倒的支持を集める
ONE OK ROCKボーカル Takaさん
“WHの人や夢や目的をもってトロントに来ている人たちとは、同じ夢を追っているもの同士、ベクトルが同じなのは間違いないと思いますし、お互いの原動力がこのライブ会場でぶつかり合って、そこから新しいパワーが生まれるのですよね。そういう原動力や姿勢、気持ちというのは、僕たちのライブに来る限り絶対に忘れないで、そのまま持ち続けてほしいし、逆に僕たちもそれを持ち続けていたいと思います”
日本の外交 経済政策をカナダの人々へと伝える
奥田紀宏カナダ大使
“国際社会において日本という国は大きな注目を浴びており、その多くの場合が尊敬の念からのものであるということを忘れるべきではないということです。海外にいる日本の人々は背筋をピンと伸ばし、そういった世界の人々からの期待に応えていくことが必要なのではないかなと思います。威張る必要はありませんが、卑屈になる必要もないのです”
国際作家祭(IFOA)登壇芥川賞作家
中村文則さん
“目的の言語が話されている土地に住むことは、語学力がもっとも向上しやすい環境だと思うのでうらやましい限りです。さらに日本人であることが武器になることもあるのではないでしょうか。あまり日本に固辞するのも考えものですが、日本の良さを生かしつつ、グローバルな視点を保つことが重要だと思います。あまり外国に染まってしまうと、結局個性がなくなってしまいますからね。グローバルな視点を持った日本人として、どう戦っていくか。それを意識してみてはいかがでしょうか”
「さくらん」や「働きマン」など数多くのヒット作を生み出している大人気マンガ家
安野モヨコさん
“生きる力=食べ物みたいな部分があるので、お料理をたくさんして、いつでも自分にとって最適なものを選べる力というのは、直接生命力になっていく。ですから、それが強くて、常に活発であれば、その人はいつでも美しいと思いますし、それが人が生きていく中での基本の部分だと思います”
カナダ名門大学5校が争奪戦を繰り広げた、
14歳の日本人少年大川 翔さん
“学ぶことへのモチベーションは「謎を解きたい」という欲求ということになると思います。その上で人の役に立つのなら、なおやる気がでます。勉強で大事なことは、「継続する」ということだと思います。位置的には、生活の一部みたいな感覚でしょうか。結局、勉強というのは、一生続くものなんじゃないかと思っています”
エア・カナダCEO
Calin Rovinescuさん
“ポリシーは常にコミュニケーションを優先することです。ビジネスには変化がつきものですし、その都度、利害関係者に配慮しなければなりません。シンプルなメッセージを心がけています。込み入った状況では複雑な指示になりがちですが、それでは大きな組織をまとめられません”
ロックグループ・X JAPAN
ソロとしても世界を魅了するYoshiki
“僕は言葉を学ぶ前からピアノを弾いていた気がします。一心同体というか。ピアノもファンも運命共同体だと思っています”
ノーベル化学賞受賞、鈴木クロスカップリング」で知られる、
鈴木章 北海道大学名誉教授
“化学者も含め、科学者にはいろいろな夢があるのですが、第一の夢は、新しいことを発見するということ、そしてもう一つはその発見した事実を生活に役立ててほしいということです”
金メダリスト羽生結弦選手を始めとする数々のスポーツ選手の施術を手掛ける
マッサージセラピスト 青嶋正さん
“お互いがお互いを理解し、信頼し始めたときにようやくスタート地点に立つことができる”
モントリオール・ファンタジア国際映画祭、最優秀作品賞受賞「太秦ライムライト」ヒロイン
山本千尋さん
“今は女優として駆け出したばかりですが、夢を追いかけることは絶対楽しいことだと思うし、かっこいいことだと思います。みなさんも夢を追いかけて、ともに頑張りましょう”
人気ゲームタイトル「ゼルダの伝説シリーズ」のコミカライズでも名が知られるファンタジー作家
姫川明月さん
“海外のイベントに参加してたくさんの方と触れ合ったことで、ものすごく勇気と未来をもらえましたね。表現の可能性が外の世界に延びていく、これからがおもしろいのだろうなと思います。「ここまでやめなくてよかったね」という想いです”
オンタリオ湖を史上最年少で水泳横断達成
Annaleise Rebekah Carrさん
“(過酷な横断の)モチベーションになったのは、トリリアム小児がんサポートセンターの存在でした。多くの子供達が病魔と闘っているのだということをずっと頭の中で考えながら、彼らのためにも必ず対岸へ辿り着かなければと思ったのです
アメリカ版ハリーポッター記念エディションのカバーイラストを手掛けたアメリア在住、日系2世アーティスト
Kazu Kibuishiさん
“私の作品に共通するテーマは「家族」と「助け合い」です。私の母はシングルマザーでしたから、私と兄弟は母を守らないといけないという気持ちが幼くしてあって、兄弟揃って母を良く手伝いました。そういった私の日常的にある感情が物語にも反映されていると思います”
Toronto Comic Arts Festivalに参加した、アメリカを拠点に創作活動を行う
日系2世のYuko Otaさん
“仕事をしていないと不安になるんです(笑)。フリーランス作家として働く上で、自由時間と仕事の時間を使い分けるのって難しいですよね”
インディーズ・コミック作家としてアメリカで活躍する日系アメリカ人
Yumi Sakugawaさん
“たくさんのことを経験することは人生にとって大事なことですし、時にはそれが新しいアイデアが浮かぶ良い機会にもなります”
バイリンガル教育の権威トロント大学名誉教授、トロント補習授業校高等部校長
中島和子さん
“人間の脳は素晴らしいもので、5言語くらいは混乱せず操ることができると言われています。補習校には、実際に英語、フランス語、日本語と、3カ国語をきちんと使える生徒がいます。ここまで育てた親御さんの裏方の苦労が偲ばれます”
ディズニー映画「Frozen」の日本語訳詞を担当
高橋 知伽江さん
“ネイティブの人たちと生活を共にして生きた英語を学ぶチャンスはかけがえのないものと思います。ただ、翻訳をするには日本語の力もとても必要になります。日本語表現力を磨くことも忘れないようにしてください”
木工デザイナー
三谷龍二さん
“眺めて終わりにしないでほしいですね。使うことによってわかる。日本の陶芸などの工芸品がこっちに来ても今まで見る対象だったから、飾るところから使うところにシフトしてもらいたいですね”
トロント国際映画祭「さよなら歌舞伎町」
廣木隆一監督
“海外の方と日本の方の一番の違いを感じるところは「笑い」ですね。日本だと、感動できないとだめ、泣けなきゃだめという感じですが、海外の方はもう少し深く観てくれるので嬉しいです”
トロント国際映画祭「野火」
塚本晋也監督
“海外でこそ上映してもらいたいです。やはり日本が今どんどん戦争に向かっていると思いますから。全員がそう思っているのではないということを、理解してもらいたいですね”
トロント国際映画祭「夢と狂気の王国」
砂田麻美監督
“TIFFは観客の皆さんが一方的に見せられているだけでなく、自分達もそれに対してボールを投げ返すという感じがあって、最近の日本に比べるとすごく珍しい鑑賞の仕方だと感じました”
トロント国際映画祭 Best Canadian Short Film受賞
「The Weatherman and the Shadowboxer」
Randall Okita監督
“私の作品の中に映画とアート2つの要素があることは確かです。でも映像とアートを分けて作ったつもりはないです。一つの映像には人の感覚や言葉、イメージといった様々な要素があり、それらが組み合わさって物語が表現されます”
シルクドゥソレイユ、KURIOS唯一の日本人ヨーヨーパフォーマー
Blackさん
“自分の人生の主役は自分自身。その主人公が幸せになれるように、ハッピーエンドを目指してシナリオを描いてほしい”
アメリカでコメディ・ドラマ、CMを中心に活躍する日系アメリカ人俳優
アーロン・タカハシさん
“もし叶えたい夢があるならそれをぜひ追いかけてほしいです。もしかしたら叶えるまでにすごく時間がかかるかもしれないし、やらなければいけないこともたくさん増えてくると思うけれど、やりたくないことをやるよりもずっと良いと思います”
カナダ最大のモダンアートフェア3度目の作品出展
松原健さん
“人間は人種関係なく、共通のものがあって違うもののほうが少ないのです。自分の持っているものを素直に表現していくと共感してもらえるので、これは日本のだからカナダには通用しないとか、そういうことはないです。だから日本の人々にもっと海外に出てきて欲しいですね”
トロント発の人気チョコレートショップSomaオーナー
Cynthia Leungさん
“最初は500平方フィートの狭いスペースで全ての物を作り、販売スペースも折りたたみ式のとても小さなものでした。最初の3年間はほとんど寝る暇もありませんでしたが、私たちはチョコレートづくりに満足していましたし、楽しい時間を過ごしました”
バンダイナムコスタジオ・バンクーバー
Jamie tatsubanaさん
“日本企業が海外向けになにかをやろうと思うと、日本人のユニークな価値観が失われてしまい、山ほどある失敗談の一つになってしまうと思うので、私は日本の価値観を大切にしたいと思っています”
Sleeman Breweries Ltd.
Kelly Ryanさん
“日本人はとても礼儀正しく、非常に優れた計画性を持っているところをとても尊敬しています”
ジャパンファウンデーション
Kate Scullinさん
“日本人の同僚が電話などで日本語を話しているのを聞くと、いつも日本語は複雑で難しい言語だと気がつかされます”
資生堂カナダ
Erika Melanie Hogerwaardさん
“日本の豊かな文化や、世界をリードする技術や研究、そして仕事のスタイルなど多くの点で尊敬しています”
電通ボス
Stephen Kielyさん
“日本人の文化や技術、そして仕事に対する考え方を理解することで、とても寛容的になれたと思っています”
サイエンスセンター・水質学者
Dr. Mary Jane Conboy
“私たちがオンタリオ湖から水を得ている場所はトロントアイランドから奥に行ったところ、すごく深い場所なんです。その深さでは水質はほとんど均一で、それは飲み水として理想的な水質なんです”
目標に向かって日本で輝き続けるワーホリ先輩に聞く!
中村里奈さん
“カナダで働く日本人の方とたくさん出会えたことは大きな財産でした。海外で働く日本人の生の声は、自分のキャリアプランを立てることに大きく影響しています”
目標に向かって日本で輝き続けるワーホリ先輩に聞く!
篠山美季さん
“負けたり失敗すると日本では惜しかったねとか、次頑張ろうと言われることが多かったのですが、カナダではNice Try!と声をかけられることがとても多かったです”
目標に向かって日本で輝き続けるワーホリ先輩に聞く!
生駒信一郎さん
“語学力のアップとともに新しい街にも徐々に順応し、多国籍・多文化の街で、自分が日本で慣れ親しんだ文化や常識は、世界に出れば一般的でも何でもないこと、世界各国行く先々で、それぞれの文化や常識が存在する、それを知れたことは大きなターニングポイントでした”
北米唯一 ケベック・アイスホテル
CEO Jacques Desboisさん
“日本にも四季があり、緯度も日本北部とあまり変わらないので、怖がるほどケベックの冬は厳しくないと思います。寒いからと室内にこもらず、冬にしか楽しむことができないアクティビティを満喫してください”
ドキュメンタリー映画「Watermark」
Jannifer Baichwal監督
“カナダでは特に水辺近くにできている掃き溜めが問題となっているし、それは世界中の国々でも問題になっている。私たちは映像の中で世界中の人が様々な形で水の使い方や廃棄水の処理と関わることに注目して、見る人の水という資源に対する意識や自覚を高めたかったの”
復興支援のための建築家ネットワーク「アーキエイド」の一員でもある、
建築家 宮本佳明さん
“建築家の仕事は通常「土地があり、その上に何かを作る」ことだと考えられてきましたが、震災はその基盤である地面が丸ごと揺れるわけで、さらに初めて物が具体的にどのように壊れるかに直面し、普段の仕事でも敷地を越えて環境全体のことを考えられるようになったというのが大きな変化ですね”
「うどんの女」「IPPO」など少女誌から青年誌まで幅広い分野で活躍中
えすとえむさん
“みんな自分がやりたくなくても仕事として描かなければいけないものがあり、それとは別に自分の好きなものを作っているのだという話を聞いて、「あぁ、私だけでなく、みんな一緒なのだな」と、そのとき、それまで抱えていた葛藤がすっと楽になり、それが大きなきっかけで、マンガ家にはユートピアがないのだということに気がつきました笑”
カナダで憧れの企業に転職。
カナダ三井物産
江野脇 健さん
“何か問題が起きた時に自分以外を責めることは簡単ですが、最終的には問題の解決が一番需要ですので、問題解決に集中して自分が何を出来るのかをすぐに考えます。カナダ人の方は問題が起きた時に受身的になりますが、ともに問題に集中して、彼らのガードを下げて協力していくことが大切だと思っています”
買い手市場のカナダの就職・転職事情を分析
パソナ・カナダ 佐藤栄花さん
“日本のように、この資格を取得したから、この仕事に就けるという道筋は滅多にありません。学生の場合は、専門性の高い分野を勉強し、その分野でのCo-opやインターンシップで実務経験を身につけることが大切です。現在働いている方は、自分の市場価値を把握するところから始めましょう”
カナダ三井物産
Cassandra Chappellさん
“多くの日本人の方と一緒に仕事をしていく中で、私は日本文化の根底にあると思われる言葉、「義理」を学びました”
トロントで輝く!
若手社会人の夢!
清水進吾さん
“賞をとって個展を開きたいです。イラストレーターとしても、雑誌のアートディレクターとしても。そしていつか、ニューヨークの地で個展を開いてみたいですね”
トロントで輝く!
若手社会人の夢!
獅子倉玲奈さん
“私はあなたがなに人であろうと、あなたが必要だと思ったから戦ってあげたのよとディレクターの言葉を聞いた時、あぁ、頑張ろうと思いました”
トロントで輝く!
若手社会人の夢!
齋藤たえ子さん
“やって後悔したくないという言葉があまり好きではなくて。後悔するかどうかはやってみなければわからない、だからまず行動するべきだと思いますね”
トロントで輝く!
若手社会人の夢!
海野芽瑠萌さん
“能力を自己評価して諦めてしまうのではなく、挑戦してみることが大事だと思います”