【第24回】夏のブルーサークルへ レイクミシガンサークルトリップに出かけませんか?|グレートレークスとブルーサークルの旅
みなさんお元気でお過ごしでしょうか。カナダデーやアメリカ独立記念日とイベントが重なり色々遠出をされた方も多かったのではないでしょうか。もしくはこれから夏休みとお出かけの計画を考えられる方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回のお話は、ブルーサークルに通い詰めている私のおすすめ、夏だからこそお楽しみいただける、レイクミシガンブルーサークルをご紹介いたします。
ルートをご紹介する前に、ミシガン湖にまつわるちょっとしたトリビアをご紹介します。
実は世界第5位の広さを持つ湖
飛行機乗り換えの時によく見るシカゴの街に面するミシガン湖は、実は世界でも有数の広さを有しています。その広さは世界第一位の淡水湖スペリオール湖には及びませんが、その面積は、日本の九州と四国を合わせた位の大きさになります。
シカゴからスタートしてミシガン湖をぐるりと一周すると1000マイル(1600km)強の距離になり、現在沿岸のミシガン、イリノイ、ウィスコンシン、インディアナの4州が協力し、この地を電気自動車を普及させるためにEV Lake Michigan circle tourという新たなコンセプトを立ち上げ、高速充電ステーションの設置を急いでいます。
行程は変幻自在に!?あなたの好きなスタイルに合わせて
まずミシガン湖の大きさが、ロングステイにもショートトリップにも簡単に対応することができなおかつ行程の選択肢が他の湖に比べて多いということが挙げられます。
【おすすめポイント】サークルトリップなので、旅行の開始場所を自由に選択ができ、シカゴやデトロイト、スーセントマリー、ミルウォーキーを起点とし、それぞれ北周り、南周りなど自由に旅行することができます。今回は次の3つのルートをご紹介いたします。
ルート01
Golden Route…シカゴを起点に南から回り、マキノーブリッジを渡りウィスコンシン州を経由してシカゴに戻る、ミシガンブルーを満喫してもらうルート
ルート02
Northern Lake Michigan Route…カナダスーセントマリーを起点にマキノーブリッジを南下してレイクミシガンに引かれたI-10を車と共にウィスコンシンに渡り北上してカナダに戻るルート
ルート03
Southern Lake Michigan Route…シカゴを起点に北に向かいウィスコンシン州ミルウォーキーからミシガン州マスキーゴンへ車と一緒に渡りシカゴに戻るルート
アメリカ大都市から田園風景がこの場所に
アメリカ第3位の人口をもちながらも、自然豊かなミシガンやウィスコンシンに近いシカゴは、2022年Time Out紙の調査で世界のベストな街Top20の中で第二位に選ばれるほど。週末には多くの人が郊外に出かけ、レイクミシガンとその周辺地域を楽しんでいます。
豊かな地下水が多いこの地域は、おおくのワイナリーやブリューワリー、サイダーハウスがある他、シカゴ、ミルウォーキーの建築などアメリカで見るべき景色が、コンパクトにまとめられているのもオススメの理由です。
次回はより具体的な日程と旅先の街のご案内をいたします。Instagramの@michitravel_channelでもカナダ・アメリカの素敵な魅力を発信中です。もしよろしかったら覗きに来てくださいね。グレートレイクスペシャリストとして様々な情報発信やコーディネートしています。お気軽にご連絡くださいね。
カナダスペシャリスト・グレートレイクスペシャリスト・トラベルアドバイザー
Google Local Guide Level 8 心に残る旅行手配をモットーに約20年にわたって旅行業界でツアー企画、法人出張、チャーター機の手配をしていました。インスタグラムmichitravel_channelでは、カナダ・アメリカ中西部の生活が楽しく充実したものになる旅情報を配信中。