トロントで出会える日本酒16選
1.菊水 純米吟醸
越後の自然が育んだ“不老長寿”のお酒
吟醸酒づくりの基盤となる低温醸造・貯蔵設備を全国で初めて考案し、実施した酒造場としても有名な菊水。酒作りにかかせない水は、醸造蔵内に地下深く掘った井戸に湧き出る天然水を使っている。こうして出来上がった酒は、『美しく咲く菊の雫を飲み、不老長寿を得た』という伝説にちなんで、「菊水」と名付けられた。フルーティで透き通るような喉越しは、多くの人に愛され、楽しまれている。(内容量:300ml 価格: $ 12・75 生産地:新潟県)
2.浅舞酒造 天の戸 純米大吟醸45
浅舞酒造の柿崎社長の想いが伝わる逸品
人気商品の天の戸がこの度リニューアル。飲みごたえもあり、かつ後味はすっきりのこの純米大吟醸45。この酒造の社長・柿崎氏が「気軽に大吟醸を心ゆくまで呑んで頂きたい」をテ-マにしたこともあり、大吟醸では考えられないようなコストパフォーマンスの良さも大きな魅力。酒米には、秋田県醸造試験所で開発された吟の精を使用し、秋田酵母で醸した真面目な純米大吟醸酒となっている。(内容量:720ml 価格: $ 29・95 生産地:秋田県)
3.宮坂醸造 真澄 花まる
日本酒の新たな楽しみを提案するお酒
飲み口がとってもフルーティな低アルコールのお酒。ワインのように軽やかに飲め、酔いにくいが飲みすぎにはご注意。辛いものに合うとの評判。さらにこのお酒、普通に飲むだけでなくもうひとつの楽しみ方が。冷凍庫で約5時間冷やして8割位凍ったらよく振ってグラスに入れるとソルベ状の“花まるみぞれ”になるのだ。デザート感覚の日本酒もまた新しい。なお、残念ながら今春で醸造終了となるようなので、みなさんお急ぎを。(内容量:300ml 価格: $ 11・95 生産地: 長野県)
4.宮坂醸造
真澄 純米吟醸
信州が生んだ銘酒・真澄の珠玉の一本
安曇野や伊那谷産の酒造好適米「美山錦」を原料に仕込まれる純米吟醸酒。このお酒は、口に含むときりりととても辛いが、転がしているとそのうち、甘みのようなまったりとした味わいを感じてくるという微妙な変化が楽しめる。単純に辛いだけではないのがこのお酒の魅力であり、まるっとした瓶のデザインにも心奪われる。真澄一番の人気酒でもある。山菜料理や野菜料理、苦味のある魚とよく合う。(内容量:180ml価格: $ 9・95生産地:長野県)
5.月桂冠
スパークリング清酒Zipang
日本酒と炭酸の斬新な出会い
月桂冠が独自に開発した醸造方法によって生み出された本格的な発泡清酒。炭酸ガスの吹き込みではなく発酵による炭酸ガスを溶け込ませているため、クリーミーな泡やにごり酒にはない、キレのある爽快な飲み口が特徴。メーカーが2年の歳月をかけて完成させた自信作。キリッと冷やして楽しみたい。日本国外でも「サケのスパークリング」として、ナイトクラブ、飲食店などで親しまれている。(内容量:250ml 価格: $ 8・15 生産地:京都府)
6.白鶴 翔雲 純米大吟醸
モンドセレクションが選ぶ銘酒
誰もがご存じ、日本酒製造有名メーカーの一つである白鶴が自信をもってお届けする純米吟醸酒の最高グレード品であり「味吟醸」の代表酒である、 純米大吟醸酒。落ち着いていて丸く、厚みのある味わいと洗練された香りが特長。燗でも飲めるが、 冷やで飲むと香りの良さがよく引き立つ。酒質としては濃醇辛口のタイプに入り、やや濃い味付けで塩味のきいた料理と相性がよい。(内容量:300ml 価格: $ 9・95 生産地:兵庫県)
7.TY-KU(タイ・クー)
アメリカが生んだスタイリッシュなsake
なんとこれはオレゴン発の日本酒。スーパープレミアム、つまり純米吟醸酒である。そのボトルのデザインも目を引くが、2010年にサンフランシスコ・インターナショナル・ワインコンペティションなどで金賞を受賞するなど、味の面でも非常に飲みやすくておいしい逸品。ここまでおいしいとこの日本酒が外国、まさかオレゴンからのものだとはおもわないだろう。また、同じメーカーから日本酒リキュールも発売されている。(内容量:300ml 価格: $ 17・95 生産地: USA California) 醸造:奈良県
8.氷晶
純米吟醸 うすにごり
うすにごりで酸味・甘味・辛味を味わう
グラスに注ぐと甘酸っぱい、透明感のある軽やかな香りが漂う。すっきりと澄み渡る、透明感ある綺麗な味わいの中にも、やわらかく膨らむ旨味と甘味を楽しんでいただける、うすにごりのお酒。甘く柔らかな口当たりと癖のない風味で飲みやすく、日本酒に馴染みのない方や、女性にも気軽に楽しんでいただけるだろう。やや甘口の味わいは、食前・食中酒としても相性抜群。良く冷やして、またはオン・ザ・ロックでもオススメ。(内容量:300ml 価格: $ 12・95 生産地:秋田県)
9.玉乃光 雄町
純米大吟醸
磨き上げた米がもたらす至福のしずく
酒銘の「玉乃光」は、代々熊野の速玉神社を信仰し、宮司より主神の天照大神の御魂(玉)がはえるようにとの願いを込めていただいたものといわれる。最高級酒米である岡山県・備前地方でとれる雄町米を半分にまで磨き上げ、雄町米100%で醸した酒造の代表的な純米大吟醸酒。天然の酸味と甘味のバランスがとれ、香り高く呑みあきない。刺身や天ぷらなどのあっさりとした和食から、魚介類を用いたフランス・イタリア料理にもよく合う。(内容量:300ml 価格: $ 16・75 生産地: 京都府)
10.大雪 純米吟醸
北海道の厳しさと優しさを味わう
北海道産米と大雪山伏流水で仕込んだ、純道産子酒。高砂酒造は、前身である小檜山酒造店時代から一世紀にわたり、道北・旭川の地で地酒を醸し続けてきた老舗。かまくらのように雪でできたドームを使い、風や温度の変化を防いだ雪氷室で低温熟成させている。道産酒米である「吟風」を45%まで精米し、丁寧に醸した吟醸酒であり、やさしく甘い芳香とすっきりした飲み口の淡麗辛口酒。冷やがおすすめだが、ロックや常温でも楽しめるお酒だ。(内容量:300ml 価格: $ 12・95 生産地:北海道)
11.松竹梅クラシック
純米酒
2011年、国際酒会にて金賞受賞
カリフォルニアのこだわりの米と水、優れた技術を使って作りあげている。高品質でありながら、750mlで$9・20というリーズナブルな値段も魅力的。日本では「松竹梅」は慶祝の場にふさわしい「よろこびの清酒」として親しまれている。お祝いの日本酒としてどうぞ。じっくりと醸し出した、純米らしい穏やかな香りとまろやかな酒質となっており、一口ごとに米の風味豊かな味わいが広がる。(内容量:750ml 価格: $ 9・20 生産地: USA California)
12.純米吟醸 白川郷
ささにごり酒
味・香りにこだわった純米吟醸淡にごり
60%精米の純米吟醸酒と、純米吟醸のもろみを8:1の割合でブレンドし、香り高いまろやかな味に仕上げており、米の旨味が楽しめるお酒。 薄いにごり具合を意味する「ささにごり酒」は冷やすことによりますます豊かな味と喉越しに加え、切れの良さが味わえる。呑み飽きせず、にごり嫌いの方にもおすすめ。魚介類のお造りや焼き魚、特に鮎などの川魚の塩焼きと共に。(内容量:300ml 価格: $ 10・50 生産地: 岐阜県)
13.八海山 特別純米
魚沼産のお米と八海山から湧き出る上質の水からうまれたお酒
八海山ファンから「純米酒を醸造して欲しい!」という要望が多くあり、その要望に応えて発売されたのがこのお酒。酒質を重視し、また冷やしても清涼感ある香りを表現するためにあえて原酒・生詰酒で発売。八海山ファンはもちろん酒徒なら一度は口にしたくなる待望の逸品。長期低温発酵もろみのふくよかで気品ある香りが特徴で、蔵サイドは『日本の夏を感じていただける一品に仕上げました。』とコメントしている。(内容量:300ml 価格: $ 11・95 生産地: 新潟県南魚沼市)
14.しみずの舞
秋田の恵みの結晶・美食酒
素材の良さが際立つ料理には素材にこだわったお酒が良く似合う。秋田山の酒造好適米「秋田酒こまち」と、奥羽山系からの恵みが凝縮された「奥羽山系天然水」がつくりだすふくよかな含み香は中盤から口中に広がる後味の苦味とバランスよくまとまり、心地よく苦味がつづく風味。秋田の地だからこそ生み出せる味わいだ。ぜひ和食やクリームチーズを合わせた軽い洋食と一緒に常温、もしくは冷やで楽しんでいただきたい。(内容量:300ml 価格: $ 25・95生産地:秋田県)
15.村井醸造 大吟醸
「辛口」を追求し続けた酒蔵の辛口酒
筑波山麓の美しい土地から湧き出る水を使い造られ、その中でも品評会で数々の賞を受賞している大吟醸。辛口のシッカリした香りと味は、是非とも飲んで頂きたいお勧めの一品。甘口全盛期の時代下でも村井醸造は糖分を混ぜ込んでは酒本来の米と水を最大限に活かすことができないと、自然の辛口志向を貫き通してきた。頑固に酒本来の味にこだわり続けた酒蔵のつくる辛口酒、それだけで味に期待してしまう。(内容量:300ml 価格: $ 24・95 生産地:茨城県)
16.泉
NAMA CHO
トロントを代表するオンタリオの地酒
トロントで生産されるオンタリオの地酒。醸造工程で使用される水はオンタリオ北部の水を使用。その水は京都・伏見の有名な井戸の水との類似性もあるとのこと。泉ブランドの中で唯一、一度低温殺菌された生貯は熱燗にしても美味。手作りでつくられる希少価値高いお酒は実にフルーティでとても澄んだ飲み心地。魚料理に非常にマッチする。(内容量:300ml 価格: $ 12・95 生産地: Canada Ontario)
番外.CHOYA 梅酒
保存料や着色料は使用しない天然素材の味
特に女性から人気を博す梅酒。実はトロントでも手に入るという嬉しい情報が。梅酒はパーティーやお風呂上り、食前酒、くつろぎタイムなどシーンを選ばず、私たちの生活にそっと寄り添ってくれる。飲み方も水割り・オンザロック・お湯割り・冷やしてそのままと様々だが、梅酒45mlをスロージン15mlで割ってカクテルを作ってみるのもまた一興。梅酒の甘さとスローベリーの甘酸っぱさが口の中で広がる。(内容量:750ml 価格: $ 32・85 生産地:三重県 )