#Stay homeの今、キャリア設計を見なおそう|就活に打ち勝つ!ワーホリ・留学生のための「帰国キャリア」【第35回】
このような状況で、キャリアに不安を持った人も多いのではないでしょうか。自宅に引きこもる時期だからこそ、時間をかけて今後のキャリア設計を見直していきましょう。
■市場の変化予測~未経験採用の減少~
日本は昔から一括採用、企業研修の文化があり、海外とは違って新卒であってもキャリアチェンジであっても比較的採用してもらいやすい環境でした。しかし、今は対面での研修を実施することが難しく、オンラインだとスキルの定着が遅い+OJTができないということもあり、より即戦力の採用を重視する傾向が強くなりそうです。
■キャリア設計で意識すべきこと
コロナが長引き、オンライン研修やリモートワークが当たり前になってくると、「興味があります!」という程度では採用されなくなります。キャリアチェンジは思い立ってすぐするのではなく、今自分がどのレベルにいるのか、目標とするキャリアにはどのように到達するのかをしっかりと下調べし事前準備をしましょう。
■キャリア設計のステップ
①今あるスキル(経験)と、将来的なキャリア目標のために必要なスキルを書き出す、②次の仕事で必要とされるスキル及び転職前(就職前)に身につけておくべきスキルを書き出す、③転職活動を始まる前に身につけられる方法を考え、できる限りスキルの証明を集める(ポートフォリオの作成や資格の取得など)
今できることをコツコツと。苦しい時期ですが未来に向けて前向きに取り組みましょう。
帰国キャリアドットコム
篠山 美季(Miki Sasayama) Facebook: @kikokuconsulting
新卒で入社した会社ではコワーキングスペースの運営責任者として、スタートアップのビジネスマッチングや次世代の働き方のセミナーなどのイベントを数多く実施。その後、ITベンチャーの人事として入社し、採用と組織改革を行い、現在はその経験を活かし帰国者の就活の支援を行っている。