就活中の留学生は要注意?!ウィズコロナのキャリア戦略|就活に打ち勝つ!ワーホリ・留学生のための「帰国キャリア」【第37回】
そのせいもあってか「アフターコロナ:新型コロナウイルスが終息したあとの社会」に注目して行動してきた日本の企業や政府も、「ウィズコロナ:新型コロナウイルスと共存する社会」に考え方をシフトしつつあります。
就職活動を控えている留学生にとって「ウィズコロナの就職活動」は大きな不安要素。当たり前ですが留学前の就活・転職市場とは状況が異なるため、現実に即したキャリアプランを策定し直さないといけません。
海外と日本をつなぐ仕事がしたい(英語を生かした仕事に就きたい)と思った場合
現在日本と世界をつなぐ仕事(貿易関係の仕事や、海外の売上比率の高い企業など)や外国人のサポートをする仕事(留学サポート・日本語学校・外国人就業支援など)のどちらも、経営状況の悪化に苦しんでいます。そのような状況下では即戦力の採用のみに絞られるため、業界経験者以外は厳しいと思っておくと良いでしょう。
また、英語を活かす仕事の場合、前職のキャリア×英語で勝負をするか、専門スキル×英語で勝負するといいでしょう。
これまでの経験・知識、キャリアに自信がない場合はどうする?
海外経験を活かす仕事に就くのは次がラストチャンスではありません。この不況の中、無理やり海外経験を活かす仕事に勝負するよりも、第一歩として〇〇×英語の〇〇の部分を育てるキャリアを積みましょう。
厳しい理想を描いてチャンスを逃すより、着実に一歩ずつ進んでいきましょう!
帰国キャリアドットコム
篠山 美季(Miki Sasayama) Facebook: @kikokuconsulting
新卒で入社した会社ではコワーキングスペースの運営責任者として、スタートアップのビジネスマッチングや次世代の働き方のセミナーなどのイベントを数多く実施。その後、ITベンチャーの人事として入社し、採用と組織改革を行い、現在はその経験を活かし帰国者の就活の支援を行っている。