2021年キャリアトレンド大予想!|就活に打ち勝つ!ワーホリ・留学生のための「帰国キャリア」【第42回】
インターンシップ採用の増加
海外では当たり前のインターンシップ制度。日本では新卒のイメージが強いですが、中途採用においてもインターンシップ経由の採用があるんです。完全未経験の採用では、求職者側の情報・知識不足もあり、「こんな仕事だと思っていなかった」「イメージと違った」という理由での早期離職が発生することも。そこで、正社員として採用を行う前にインターンシップをしてもらい、互いに見極める時間を設けることでミスマッチを防ぐ企業が増えてきています。インターンシップ採用が増えると未経験でも挑戦できる機会が増えるので、キャリアチェンジを目指している方にとっては嬉しいことですね。
ジェネラリストからスペシャリストへ
多動力という言葉がトレンドとなった2017年から2020年前半までは採用広告でジェネラリスト(広範囲の知識や技術、経験を有して、総合的な判断を下せる人)の育成を謳った企業が多くあり、求職者側からもジェネラリスト採用は大人気でした。しかし、緊急事態宣言以降は、将来への不安から、特定の分野に長けたスペシャリストを目指す人が増えています。そのため、専門会社に人気が集まっており、企業も会社内の人数を減らして、「営業は営業代行会社へ依頼、マーケティングはマーケティング専門会社へ依頼」など、抱えない経営がより増えると予想されます。
家にこもる機会もまだまだ多そうな2021年。トレンドに流されすぎず、自分にあったキャリアを描いていきましょうね!