転職は当たり前!そんな時代だからこそ準備したいこと|就活に打ち勝つ!ワーホリ・留学生のための「帰国キャリア」【第46回】
転職につまずく人の共通点とは?
20代・30代の社会人留学生・ワーホリ生の転職活動を数多くサポートしてきた中で、転職活動で躓く人には次のような傾向があることがわかりました。
1. 現職(前職)の入社理由が特にない
新卒での就職活動のとき、内定をもらえたところにとりあえず入ってしまったという方。特に自己分析を行ってこなかった場合は転職活動の際、極端に理想が高くなる傾向がある。
2. 転職活動を行う前に、退職をしてしまった
在職中に転職活動を行ってからやっぱり留学に行きたいと切り替えた人と、最初から退職理由が留学やワーホリの人とでは、後者のほうが圧倒的に躓きやすい。
3. 「できること・できないこと」と向き合わず「やりたいこと」を優先する
留学・ワーホリ中に転職活動のことを考えず、帰国直前になって急に転職活動を始めたことで、自己分析(スキルの棚卸し)の前に、楽しそうな求人を探し始めてしまうことでギャップが生じる。
転職活動で躓かないために
この3つに共通する原因は、これまで転職を意識せずに行動してきたこと。もし上記に当てはまりそうだったら、すぐに転職しないとしても、今日この瞬間から転職を意識して生活をはじめてください。焦って転職活動を始めると、自分の過去の経験やスキル、客観的な自分の立ち位置(現在の市場価値)と向き合うことが出来なくなります。転職活動の成功の鍵は、常に転職を意識して生活することです。