ルアー屋さんのオンタリオ釣り日記 第36回 新年明けましておめでとうございます
いよいよ新しい1年が始まりましたね。
2017年が皆様にとって素晴らしい1年となります事を心よりお祈り申し上げます。
この原稿を書いている12月初旬現在、特に寒くなるでもなく、雪が降るでもなく穏やかな日が続いているのですが、今年のオンタリオの冬はどんな冬になるんでしょうね~?
2016年の夏は例年になく暑い日が多かったせいか、毎年最高でも22℃ぐらいにしかならないエリー湖の表水温が、昨年の夏は26℃を超えました。
エリー湖やナイアガラリバーは12月初旬現在、例年に比べて2~3度ほど高い水温をキープしており、暑かった夏の余韻を引きずっています。
五大湖ほどの規模の湖になると地域の気候に大きな影響を与えていると思うのですが、穏やかな日が続いているのはそんな事も影響しているのでしょうか?
専門的な事は分かりませんが、この調子で今年の冬はちゃんと湖に氷が張るのか?アイスフィッシングはちょっと心配ですね~。(汗)
アイスフィッシングは心配ではありますが、2016年の晩秋〜初冬にかけて、エリー湖やナイアガラリバーは近年でも最高レベルに絶好調で、ビッグフィッシュがメチャクチャ釣れたシーズンでした。
その理由として考えられるのがやはり高水温。
例年冬が近づいてくると五大湖の魚達は冬に備えて栄養を蓄えるべく荒食いをするのですが、2016年の晩秋は高水温が続いたお蔭で荒食いシーズンが長く続き、魚達が餌を飽食してドンドン肥え太り、素晴らしい魚体となって食いついてきてくれました。
通常10月~11月初旬に冬前の荒食いシーズンの釣りを楽しめるエリー湖のスモールマウスバス釣りが、12月初旬でもまだ釣れ続けているという凄い状況で、エリー湖やナイアガラリバーに釣行した人達のSNSはビッグフィッシュの写真で埋め尽くされております。
これから凍てつく湖の中で厳しい冬を乗り越えていくオンタリオの魚達。
無事に冬を乗り越えて、春に元気な魚達の姿を見たいですね。
2017年はどんな魚に出会えるのか楽しみでしょうがありません。
今年も思いっきり釣りを楽しんじゃいましょ〜!
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西根博司(にしね ひろし)
鳥取出身。ルアーフィッシング歴33年。プロルアービルダー歴26年。カナダ歴18年。寝ても覚めてもルアー作りと魚釣りのことばかり考えている典型的な釣りバカ人間。