フィッシングショーで極寒を乗り切ろう|ルアー屋さんのオンタリオ釣り日記【第45回】
皆さんお久しぶりです。
今年の冬は気温が上がったり下がったり、まるでジェットコースターのようなめまぐるしい冬ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
冬の釣りと言えばアイスフィッシング以外はなかなか難しい時期ですが、自分が住んでいるナイアガラ地方ではナイアガラリバーなどの流入河川は比較的凍りづらい為、日によっては釣りが可能な事があります。
と言う訳で、先日、一瞬暖かくなったタイミングを見計らって友人とナイアガラリバーに釣りに行って参りました!
毎年1~2回、厳冬期のナイアガラリバーに釣りに行く機会に恵まれているのですが、そこに広がる風景はただただ幻想的の一言。
氷が流れ下る川面をボートで疾走し、場所によっては砕氷船のように氷を割って進み、凍てつく水面に糸を垂れる。
釣りをしていると釣糸についた水滴がドンドン凍りつき、釣り竿を握る手は寒さでかじかみ、感覚が無くなって来る。
そんな中、水中から伝わってくる魚の生命反応。
そして、針にかかった後、凍てつく水中で猛然と釣り人に抵抗する鱒達。
その凛々しさや神々しさは、僕のつたない文章ではとても伝える事が出来ません。
(http://www.basspro.com/)
アメリカのミズーリ州スプリングフィールドに本拠地を置く世界最大の釣具チェーン店で、その規模は釣具店と言う概念を完全に逸脱しており、もはやアミューズメント施設なみのド迫力ショップです。
店内は別世界で、天井や壁に飛行機やボートが吊るされているわ、ドデカイ水槽を魚が泳ぎ回っているわ、豪華な装飾の数々に圧倒される事間違いなし。
釣針からボートまで、釣りに関するもの全てをこのバスプロショップスで揃える事が可能ですが、釣り具以外にも、ハンティング用品、アウトドア用品、アウトドア系アパレルなどの充実ぶりもかなりのものです。
現在、オンタリオ州内では400号線沿いヴォーンミル店と、QEW沿いのナイアガラオンザレイク店の2店舗が営業していますが、どちらのお店も大型アウトレットモールに併設されているので、お父さんはバスプロショップス、お母さんはアウトレットモールと、家族全員でショッピングを楽しめちゃうロケーションがこれまたナイスです♪
過酷だからこそ釣れた時の感動も大きい釣り、それが厳冬期のナイアガラリバーの釣りの最大の魅力です。
とまぁ、ナイアガラリバーの話はこれぐらいにしておいて、ここからが今回の本題。(前置き長すぎ!笑)
冬は釣りやアウトドア関連のショーが目白押しで開催されており、釣り人やアウトドアマンには見逃せないイベントとなっています。
下記に2~3月に開催されるショーをご紹介させていただきますので、もしチャンスがありましたら訪れてみてくださいね。
ショーを楽しんで極寒を乗り切りましょう!
◆ Spring Fishing & Boat Show
2月16日~19日
インターナショナルセンター/ミシサガ
◆ The Outdoor Adventure Show
2月23日~25日
インターナショナルセンター/ミシサガ
◆ Toronto Sportsmen’s Show
3月14日~18日
インターナショナルセンター/ミシサガ
(http://www.lebaron.ca/)
ケベック州発祥の釣具店で、現在オンタリオ州内ではマークハム、ミシサガ、オタワの3店舗が営業しています。
セイルと同じく、オンタリオにマッチした品揃えが魅力的。扱っているブランドによっては他店よりかなり安く販売している事がありますので、要チェックですよ~♪
以上、今回の記事では大規模店舗を中心にご紹介させて頂きましたが、オンタリオには他にも沢山の個人経営の釣具店があり、これがまた面白いです。
大規模店舗では扱っていないような中小規模メーカーの製品とか、ローカルメーカーのハンドメイド製品とか、JDMプロダクツ(日本のみで販売されているモデルの輸入品)など、思わぬ掘り出し物に出会えたり、釣り場の穴場情報をこっそり教えてもらえたりするのが魅力です。
いよいよ突入間近の本格的な釣りシーズン。
今年も釣りを思いっきり楽しんじゃって下さいね~♪
西根博司 (にしね ひろし)
鳥取出身。ルアーフィッシング歴33年。プロルアービルダー歴26年。カナダ歴18年。寝ても覚めてもルアー作りと魚釣りのことばかり考えている典型的な釣りバカ人間。
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