マニトゥーリン島で満天の星を見て感動したい!|特集「はじめてのトロント・オンタリオ」
せっかく自然の多いカナダにいるのだからキャンピングをやってみたい私と完全インドア派な家族。このコロナ禍で安心安全に旅行がしたい!これらを全て満たしてくれたのがこのキャンピングカーでした。
アルゴンキン→マニトゥーリン島→サドベリー→トバモリーのロードトリップ
DAY1
キャンピングカーのピックアップそしてアルゴンキンへ
これからお世話になるキャンピングカーを見て興奮MAXの家族と車のデカさにビビる自分。超安全運転でアルゴンキンのキャンピング場までドライブ。ようやく到着したものの事前にユーチューブで確認した手順でクルマからケーブルを繋げようとしたけど、電源まで届かない…。これに困り果てていると親切なカナディアンが延長コードを貸してくれました。助かった~!
そして夕食は、いよいよ初のキャンプでのバーベキュー!早速火おこしを行い、準備していたお肉を焼いておいしくいただきました!日が暮れればキャンピングカー内はエアコンで快適。シャワーもしっかり温水!特に運転席上のベットで寝るのはテンション上がりましたね。夜、雨が降りましたがキャンピングカーだったから安心でした!
DAY2
アルゴンキンから目指せマニトゥーリン島へ
朝、小鳥のさえずりと自然の光で目が覚めた後はキャンピングカー内で卵とベーコンで朝食作り。最後にレアキャラのムースを拝みながら次の目的地を目指し、出発!ドライブ中、厚い雲の合間から青空がだんだん見えてくると共に高まる夜の星空への期待。500キロの道のりを走り、目的地だったマニトゥーリン島へ到着するころには青空が出迎えてくれました。
夜は10時半になっても真っ暗にならずに、ようやく出てきた1番星やホタル。日が変わるころにはあたりは真っ暗。そして期待以上の満天の星を家族みんなで見ることができました。その後はあまりの興奮で寝る時間も惜しんで星空をカメラで撮影していました。
DAY3
マニトゥーリン島観光、サドベリーへ
車内で朝食を食べ、神秘の島マニトゥーリンを探索。目指すはブライダル・ベイル滝!道中、車の通りの少ない長閑な道でたまに見せる青空の下で車を止めて写真を撮ろうとしていると、対向車がバックで戻ってきて窓を開けて一言「Need help?」と。そして次にすれ違う車も。スマイルで「Thanks! No problem!」とカメラを見せると、親指立てて去っていきました。この島の人たちの優しさに触れた瞬間でした。そして目的地の滝は水も透き通っており、マイナスイオンもいっぱい(そんな気がする)!
写真もたくさん撮った後は、次のキャンプ地サドベリーへ。ここはゆったりしたキャンプ場。自分たちでおこした火で炊いた土鍋ご飯にラーメン。これが格別においしいかった。そしてこれには子供たちも感動。普段の家の中では経験できないことがやれたのもキャンピングカーのお陰です。そして夜は今回2度目となるキレイな星空をふたたび見ることができました!
DAY4
マニトゥーリン島からフェリーでトバモリーを経由し自宅へ
翌日はフェリー乗り場へ。空にはこの旅行の最終日に相応しい青空が広がっていました。途中の展望台でドローンを飛ばし空撮。 マニトゥーリン島から見えるヒューロン湖を背にこれまでに無い美しい動画を撮ることができ大満足。
その後、青空の下、穏やかなヒューロン湖を大きなフェリーで縦断。コロナ禍で売店、レストランはやっていなかったことが残念でしたが、道中は久しぶりにゆっくりできた時間でした。
トバモリーに到着後、車を止めて半島を軽く観光。半島の先端で湖に入りましたが、水は冷たく泳げなかったのは残念でした。それでも記念に残る綺麗な写真もたくさん撮れて満足!その後は自宅を目指し、音楽全開でドライブ。日が落ちる前に近所の方々に注目されながら自宅に到着。積んでいたたくさんの荷物を降ろし、今回の短くて長いキャンピングカーの旅は無事終了となりました。
ここには書ききれないことがたくさんありましたが、日本では経験できないキャンピングカーによるロードトリップとキャンプをサポートしてくださったIACEトラベルさんに感謝です。
これから借りられるか方へ気を付けておくべきポイント
- キャンピングカーの車格は乗用車よりもかなりデカい・長い・重いです!
できれば事前に実車を見ておくことをお勧めします。また運転はいつも以上の安全運転で! - キャンプ場の予約は早めにブックすること!
私が予約した4月末はどこのキャンプ場も予約でいっぱい!キャンピングカーで泊まれる場所は限定されているので要注意。またダンプエリア(排水設備)があるかも確認しておくとよいです。 - IACEのキャンピングカーは3泊4日から借りれます
1週間は長い。でもやってみたいという人はIACEでのレンタルがお勧めです。 - 走り出してわかる乗り心地!?これだけ大きいんだからガソリンもいっぱい必要!
騒音/振動を求めてはいけません。ガソリンタンクも使用量もスケールも違いますよ! - このキャンピングカーにはナビやバックモニターが無い
ナビゲートやバック時の死角を確認してもらうことで同乗者のサポートのありがたみを実感できます。
あとは夢と期待をキャンピングカーに詰込んでカナダの自然を楽しんでください。
文章・写真=出村 崇