むかしから変わらないのが好き!はじめてのトロント・ダウンタウン街歩き|特集「はじめてのトロント・オンタリオ」
カナダ最大都市トロントには数多くの観光スポットが点在しているショッピングモールやレストラン・カフェ、また図書館や大学キャンパスなどコンパクトにすべてそろっているダウンタウントロント。移民大国カナダなので、多文化に触れられるスポットや歴史ある建物が並ぶスポットなどさまざまなエリアが充実している。
ランドマークのCNタワーから連なる高層ビル群のスカイラインはトロントといえば!の景色。トロントの街の景色を見渡すことができるスポットはたくさんあるので、ぜひ風景を楽しむ街歩きをしてみてはどうだろう。
トロントの玄関口
1.Union Station
トロントと主要カナダ各都市を結ぶユニオン駅。地下鉄に限らず、カナダ各地に旅をすることができるVIA鉄道やGo Trainも通っている。トロント・ピアソン空港からのアクセスもとっても便利!またユニオン駅からのアクセスが便利な観光スポットが多数そろっておりとっても便利。駅構内は天井がとても高く、映画のワンシーンのようで、歴史を感じられて、とても美しい。
トロントの経済・金融の中心!
2.Financial District
カナダ経済の中心部であるトロント。別名カナダのウォール街と呼ばれ、カナダの主要銀行がすべて集まった金融街「ファイナンシャル・ディストリクト」。ファースト・カナディアン・プレイスやトロント・ドミニオン・センター、スコシア・プラザ、ロイヤル・バンク・プラザなどの近代的な高層ビルが数多く並んでいる。
赤レンガ造りの建物が並ぶ
3.Distillery District
カナダ国定史跡に指定されている、おしゃれな赤レンガ造りの建築物が広がる、エリア「ディスティラリー・ディストリクト」。ショッピングやカフェ、レストラン、雑貨屋さんなどが多く並んでいて、地元の人だけではなく、多くの観光客でにぎわっている。かつてウィスキー蒸留所があったため、今でも多くのブリューワリーや蒸留所が立ち並んでいる。また毎年クリスマスシーズンにはクリスマスマーケットが開催されており、イルミネーションや巨大なクリスマスツリーが飾られて多くの人で賑わっている。
歴史ある美術館
4.Art Gallery of Ontario
ユニークなデザインの外観が特徴的である「オンタリオ美術館」。モダンな明るい雰囲気ですごくアーティスティックな建築。最先端の現代美術から、カナダの先住民アーティストによる作品まで幅広く展示している。見どころはカナディアンアートセクション。美しい大自然と先住民文化をテーマにした作品がたくさんあり、カナダならではのアートを鑑賞することができる。
アート・デザイン大学
5.OCAD University
オンタリオ州立芸術大学「OCAD University」は最大都市トロントに位置しているため、最先端のアート・デザインを学ぶのに最適の場所。数多くの著名人を生み出した実績もあり、アートスクールの中でも大人気だ。
築100年を超えるトロントの歴史的な大豪邸
6.Casa Loma
トロントのミッドタウンの丘の上に建つ大豪邸の「カーサ・ローマ」。ナイアガラの滝を使った水力発電で成功をおさめたカナダの大富豪ヘンリー・ペラット卿が築きあげた 。トロント中心部からのアクセスも良く日帰り旅行にぴったり。「丘の上の邸宅」という意味があり、まさに中世のヨーロッパの雰囲気を感じられるとっても素敵な大豪邸!中世ゴシック様式の美しい庭園もあり、ドラマ、映画ロケ地としても使われたことでも有名だ。
オンタリオ湖に浮かぶ美しい
7.Toronto Island
北米五大湖の一つ、オンタリオ湖に浮かぶ「トロントアイランド」。緑豊かな自然と美しい景色を楽しめることで有名だ。ユニオン駅からフェリーで約15分ほどという便利さ。大きな島3つ(セントラル島、ハンランズ・ポイント、ワーズ島)に分かれており、それぞれアウトドアアクティビティが充実している。トロントアイランドから眺めるダウンタウンの景色は逃せない観光スポットだ。
ボヘミアンタウンの魅力たっぷり
8.Kensington Market
トロントのダウンタウン、チャイナタウンに隣接するエリアにある「ケンジントン」。カフェやバー、レストランなどの飲食系だけではなく、雑貨屋さんや洋服屋さんなどたくさんそろっている。また野菜や果物、肉や魚などの新鮮な食材を売るお店も多数ある。世界中の多様な文化が交じり合っており、世界中のグルメを楽しむことができるので連日多くの人で賑わっている。
春には日本が寄贈した桜が満開!
9.High Park
ローカルの人々の日帰り観光スポットで有名な「ハイパーク」。自然たっぷりの中でのハイキングコースやピクニックエリアなどがあり、家族連れでも一日中楽しむことができる。春にはピクニック・お花見をする人で賑わい、夏はプールで遊び、秋は紅葉を楽しみ、冬はアイススケートをして四季とともにハイパークをエンジョイすることができる!
知る人ぞ知る絶景スポット
10.Scarborough Bluffs
巨大な断崖から美しい青いビーチと白い砂浜を眺めることができるスポットとして有名な「スカボロー・ブラフ」。オンタリオ湖の風と水により削られてできた崖で、 オンタリオ湖の湖畔沿いに約15km続いており、壮大な湖を眺めることができる。太陽が地平線に沈む夕方がとっても綺麗。
トロントのランドマーク
11.CN Tower
知らない人はいない、トロントのシンボルである「CN Tower」。地上447mの展望台から見えるトロントの景色は素晴らしい!地上356m地点では、外に出てタワーの周りを歩くことができるエッジウォークが大人気。またゆっくりと1周まわってトロント全景を眺めながら食事が楽しめるリボルビングレストラン「360」も見逃せない!
ダウンタウントロントのアイコン的存在!
12.Royal York Hotel
ユニオン駅の目の前にある高級ホテル「フェアモント・ロイヤル・ヨークホテル」。英国王室ご用達のホテルとしても有名だ。歴史を感じる古城のような外観が圧倒的な存在感を放っている。そして、モダンな快適さを融合し、高級感あふれる客室がそろっている。トロントの玄関口、そしてダウンタウンの中心部に位置するため、観光に便利なロケーションだ。
トロントの台所、ローカルも愛する
13.St. Lawrence Market
レンガ造りの建物が特徴的な、トロントのダウンタウンにある「セント・ローレンス・マーケット」。野菜、果物、お魚、デリなどを扱うお店からお土産屋さんまで約100店舗以上が集まっている。お買い物だけではなく、食べ歩きも楽しむことができる。トロント名物ピーミールベーコンのサンドイッチはぜひ食べてほしい!ピーミールベーコンはカナダ名物の一つでもあり、燻製された豚ロースをコーンミールで揚げたもの。常に行列があり、地元の人たちにも大人気!
トロント市庁舎前の観光名所
14.TORONTO
トロント市庁舎前の広場、「ネイサンフィリップススクエア」はたくさんの観光客でにぎわっている。夜になるとライトアップされる「TORONTO」モニュメントはインスタスポットに間違いなし!トロント市庁舎前の広場では様々なイベントが開かれている。冬になるとスケートリンクに変わりスケートを楽しんでいる人が多くみられる。
トロントアイランドに浮かぶ
15.Billy Bishop Toronto City Airport
トロントアイランドに位置する小さな国際空港、「ビリー・ビショップ・トロント・シティ空港」。アクセス方法はダウンタウンからフェリー。オンタリオ湖に浮かぶ空港なのでトロント市内の景色を一望することができ、とてもきれいだ。
Pride Month大盛り上がりの
16.Church Street
トロントは北米最大級のPride Paradeを開催しており、LGBTQ施策において先駆的な都市でもある。毎年6月から7月にかけてPride Monthとして、街中がレインボーカラーでつつまれている。
北のハーバード大学とも呼ばれ、世界的にも評価の高い
17.University of Toronto
9万人以上が在学する世界トップクラスのマンモス校トロント大学。規模の大きさは北米の大学の中でもハーバード大学とイェール大学に次ぐ第3位。5人に1人がカナダ国外から来ており、北米にある他大学と比べて正規の留学生が多いのが特徴。セント・ジョージ・キャンパスを中心に、3つのキャンパスには44もの図書館が存在し、累計1200万もの書物があり、言語も341ヶ国語と多様である。
ROMの愛称で知られる
18.Royal Ontario Museum
北米ベスト5にも入りカナダ最大と言われている博物館。 2003年に改修工事が行われ、旧建造物にあったテラスギャラリーが、鋭角状のアルミとガラスでできた“Michael Lee-Chin Crystal”と称される建造物に置き換えられ、新旧建造物のコントラストが楽しめる。 「プリンス・タカマド・ギャラリー」があることでも有名。