バンカーだって怖くない!|新ミサキのカナダ・ゴルフライフ 第26回
バンカーがそこにあるだけで、嫌な気持ちになったり、緊張してしまったりしませんか?これを読んで、バンカーの苦手意識を克服しましょう!!
今回は、グリーン周りのバンカーの基本の打ち方を説明します。グリーン周りのバンカーではクラブのバウンス部分を使うため、フェースを少し開いて打ちます。この時の注意点は、フェースを開いた状態でグリップを握ることです(画像1)。
握ったまま開くと手首を使ってしまい、砂が取れすぎたり距離がつかめなくなります。通常のアプローチのようにアドレスをしてからフェースを開いたら、ボールを中心に右に回り込みます。そうすると足と体は左を向きます。
そこから体重を、左足8、右足2ぐらいの配分にしながら足を埋めます。左に体重をかけることによって、肩のラインがまっすぐになるので、ミスが減ります。スイング中はずっとこの体重配分です(画像2-1,2,3)。
あとは、足の方向に体を使って打つだけです!フェースは右を向き、足と体が左を向いていますので、相殺されてボールは真ん中に飛んでいきます。フェースだけ開きすぎたり、体が左を向きすぎていると、目標に飛んでいきません。大事なのは、同じ分だけ開くということです(画像3)。
そして緩まずに、思い切り振ってください。手首を使わず、身体で振ることを忘れないでください。シーズンオフで試せないかもしれませんが、来シーズンのために基本は覚えておきましょう!
次回もまだまだバンカー編が続きます!