【速報】【コロナ】日本到着の国際線の新規予約停止措置 帰国者への水際対策強化|今日のニュース
新型コロナの新たな変異ウィルス「オミクロン株」の感染拡大に対する水際対策を強化するとして、日本政府は、12月3日より適応される新たな対応策を発表した。
12月3日午前0時以降、カナダ・オンタリオ州を含むアルバータ州、ケベック州、ブリティッシュ・コロンビア州からの帰国者も、日本到着後に検疫所の宿泊施設にて3日間の待機措置の対象となる。
また、国土交通省は12月末までの1ヶ月間、日本に到着するすべての国際線で新たな予約を停止するよう航空会社に要請した。
これを受けて日本航空と全日空は、12月1日から到着便の新規予約の受付を取りやめる対応をとっている。
なお、既に完了している予約がキャンセルされることはないとのこと。
対象は日本国籍保持者も含まれており、予約を取っていない日本人が事実上帰国できなくなることになる。国土交通省は「緊急避難的な予防措置だ」と説明しているが、専門家からは「邦人保護の観点からも強すぎる措置だ」との意見も出ている。
また、航空会社の関係者は「新規の予約は一旦停止したが、今回の対応は厳しすぎるので、日本人だけでも入国できるよう今後、国土交通省と交渉したい」と話している。
国土交通省は、今後の感染状況に応じて今回の要請を見直すこともあるとしている。