「読書の秋」に読みたい本|トロントの本屋さん【第32回】
こんにちは!今月はOCS JAPANESE BOOKSTOREの大越がお送り致します。
10月となりどんどん寒くなってきましたね~!日本でいうと10月は秋真っ最中ですが、トロントではあっという間に冬になっていきますね…。紅葉が綺麗な時期なので、モントリオールにでも旅行したいですね♡
真冬になると外に出るのも億劫になるので、今のうちに色々と出かけてみてはいかがですか??
さて、秋といえば読書の秋!ところで、なぜ「読書の秋」と言われているかご存知ですか??
「読書の秋」と言われるようになったのは、秋の気候が読書に適しているからだといわれています。人が集中するのに最適な気温は18度前後で、湿度もない秋の気候がぴったりなのです!
そこでこちらの本をご紹介。2018年本屋大賞1位に選ばれた作品です。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語です。
次はこちら!!最新作の連続テレビ小説、「半分、青い。」を小説で楽しんでみませんか?
ドラマで放送されなかった、著者渾身のセリフも収録された完全版です!!上下巻あります。
鈴愛役の永野芽郁さんとっても可愛いですよね~♡
半分、青い。
北川悦吏子 著(文藝春秋)
またまた実写化された作品です。木村拓哉と二宮和也の初共演で今年8月に映画化されたこちら!!
現行の司法制度の問題点を描いた「すぐれて社会的な司法ミステリー」になります!
主役の2人のファンでなくても楽しめる作品です。ことらも上下巻の2冊になります。
検察側の罪人
雫井脩介 著(文藝春秋)
ここで少しブレイク!くすっと笑ってしまう1冊です。公益社団法人全国有料老人ホーム協会が主催、選定する川柳の賞で選ばれた秀作を88句おさめた、大人気シリーズ第8弾!9月に発売されたばかりです。
物忘れも、医者通いも、はたまたビミョーな夫婦関係も。シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選。政治も経済も、暗い話の多いニッポン、お達者パワー全開の、笑えてしみじみ、そして家族で仲間で楽しめる1冊です。プレゼントにも大好評!
シルバー川柳8
全国有料老人ホーム協会・ポプラ社編集部 編
(ポプラ社)
最後に紹介する本は、勿論漫画♫最近流行のTwitter発で書籍化された作品です!!
ニーチェ先生と呼ばれる大学生・仁井智慧が、コンビニに押し寄せるクレーマーたちをバッサリと斬る姿は痛快そのものです!「お客様は神様だろぅ!?」とお怒りになったお客さんに対して、淡々と「神は死んだ」と返すシーンが特にオススメです♡なんと実写でドラマ化もされました!!
ニーチェ先生
コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた
ハシモト 漫画/松駒 原作(KADOKAWA)
季節の変わり目で体調を崩さないようにしてくださいね~!ではまた来月お会いしましょう!
トロントにある日本の本屋さん
OCS OCS Japanese Bookstore
www.ocscanada.ca
3160 Steeles Ave. E(J-town内)
OCS Japanese Bookstore(J-town内)では、日本の本や雑誌を販売しております。話題の本はもちろんのこと、英語・その他言語のテキスト等も取り扱っています。店頭にない商品も、もちろん日本から取り寄せいたします。是非気軽にお越しください。